D51(42・Models IMON)




Models IMONの特定番号機は、毎度井門義博社長のプロデュースが絶妙で、蒸気機関車末期に撮影に明け暮れたものにとっては、思い出深いカマの、思い出深い時代をプロトタイプとしている機番がラインナップされています。まあ、こっちとしては琴線に触れることはありがたいのですが、ふところも直撃されるので、いろいろ出て欲しいような、ほどほどにしてほしいような微妙な気分です。で、ナメクジは42号機ときましたか。生え抜きではなく、40年代になって東北から移動してきたカマですが(かの地の無煙化のタイミングと、C51やD50といった古い幹線用蒸気の置き換えタイミングが一致し、C55、C57、D51など、東北から来たカマは九州には多い)、きれいなカマでしたから、井門さん自身がコメントしているように、オリジナルの味を残した一次型という意味ではいいかもしれません。九州らしいカマとなると、もうちょっと別の選択もあるとは思いますが。ぼくの場合は、南延岡のカマというよりは、若松のカマという印象が強いです。シンガーフィニッシュでも、上回りにほとんどウェザリングがかかっていないのは、現役のころの42号機が、妙にテカテカと黒光りするカマだったことを知っているモノにとっては、ニヤニヤしてしまうところでしょう。

(c)2010 FUJII Yoshihiko


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