「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2005年3月-




3月31日(木)

山手線に乗って田町を過ぎると、珍しく東京機関区の留置線にEF81が休んでいる。まあ、これはいてもオカシくはないのだが、そのまま車窓を見ていると、客車区のとことに、なんとビックリ、トワイライト・エクスプレス塗装のカニ24がいる。一輌だけが、通常の24系と連結している編成のようだ。こういう普段見られない車輌を見ると、なんかツイているような気になるのは、マニアならではの心理というところか。うれしいな(笑)。

3月30日(水)

昨日、美味しいところは浚ってしまったのだが、通りかかったので、また古書市を覗く。すると、琺瑯看板の写真集を発見して購入。琺瑯看板には、鉄道写真でおなじみのミニ野立てというか、建物の壁面にビルボードよろしく貼り付ける、今でいうOOHとして使われた大型のものと、商店の店頭に掲出し、今でいうPOPとして使われた小型のものとあるが、この本は両方を網羅している。その上、看板のアップだけではなく、看板がどう使われていたかという状況を示す写真も豊富に掲載されている。これは、材料そのものとしても使えるえだけでなく、なかなか貴重なストラクチャ製作の資料としても使える。なかなか頼もしい。

3月29日(火)

で、今日は曇りだが雨ではないので、昼休みに古書市に。鉄道やミリタリーなどの趣味書の場合には、こういうときは専門書店ではなく、一般の古書店の在庫にまぎれ込んだのを探す方が、圧倒的にオイシイ出物に出会える。ということで、写真集・豪華本のコーナーをメインに、全店をくまなくチェック。お、あるある。スゴい大物のお値打ちな出物が。岩崎・渡邉コレクションの「明治の機関車コレクション」と、西尾克三郎氏の「記録写真蒸気機関車」、どちらも初版美本が、当時の定価の5割増程度の値で出てるじゃないですか。いま、再版してもこの値段じゃ買えないよ。ということで、速攻でGET。個人的な芸風とはちょっと違うのだが、やはり座右には置いておきたい資料なので、この値段なら満足。

3月28日(月)

今日から会社の近くで「屋外古書市」なのだが、あいにくの大雨。明日以降に期待して、本日は出歩きなし。土日はライブやリハなど、音楽関係で忙しかったこともあり、鉄分は「国鉄時代」をじっくり読むのみ。読者の記憶も、記録されている画像の量も、SLブームからブルトレブームまでの間が圧倒的に多いだけに、そこが中心になるのは仕方ないが、編集方針としてはもうちょっと間口が広い「昭和の鉄道」というニュアンスが感じられた。そう考えると、このWebで「記憶の中の鉄道風景」コーナーを始めたのとほぼ同時期ぐらいに、企画が固まったのではないかと思われる。仕事柄、わりとこういう「世の中の流れ」にはセンシティブな方で、個人的に興味を持つと、若干のタイムラグで世の中のブームが来ることが多いのだが(出戻り自体がそう)、なかなかのシンクロ具合が妙。

3月27日(日)

恒例の鉄道模型市を覗くべく、今年もガキと浜松町へ。去年は閉幕直前にたたき売りがあるのではと遅めに行ったが、今年はその後の予定もあるので、無料入場開始直後の12時ちょっと過ぎに行く。もともと何か狙い目があるわけではないので、目を血走らせずに、ワリと気楽に見て廻れる。まあまあの混みかただが、階下でやっているミリタリーグッズの即売会のほうは客の入りは良さそう。去年に比べると、出展者、出品量は充実しているようだ。しかし、その分出展者には、知っているお店の知っている顔も多かったり(笑)。ジャンク系だけではなく、新品在庫の投げ売りみたいなのけっこうある。トイ系のグッズの店もあったので、そこの一台百円コーナーからガキに自分でほしいのを選ばせている間に、じっくり見て廻れる。獲物は12mmの貨車、新品在庫処分と、中古各一台の計2台。ということで、財布の中身だけで充分まかなえ、準備していた「秘密軍資金」は手つかずで済む。ガキは何を買ったかとみると、電車のミニカーというか、ダイカスト製のEast iとWIN350。選んだ理由が「模型で出ていないし、車輪にフランジがあるのが気に入ったから」というのがふるっているが。

3月26日(土)

朝のうちに、「なんちゃってタキ5400」の基本形だけ固める。とはいっても、カプラーの取り付けと、台車の取り付け・調整だけなのだが。ブリキとはいっても、基本は鉄板。端梁部は、それが三枚重ねになっているので、ピンバイスで指先だけで穴を開けるのは、けっこう手間がかかる。しかし、カプラーの切り欠きが、711のドラフトギアとピッタリのサイズなのにはビックリ。カプラー高さの調整と、フレームのゆがみの影響を少しでも緩和するため、ワッシャを挟んで台車を取り付ける。そのままでも許容範囲の下限には入っているが、やはりここはきちんとしたいところ。12mmの台車のセンターピンは、16番と互換性のあるものが多いので助かる。レタリングも何にもない状況だが、ひとまず車輌のカタチになる。バランスを見るべく、他の貨車とつなげて様子を見る。ということで、あんまり他人に見せるカットじゃないけど、載せておきます。タンクの太さはけっこういい感じ。ドームは高め、大きめだけど、これ、もともとオーバースケールなのよ。タンクが一割強太いのにあわせて、そこからツクンと出っ張ってる感じにしてあるから。いずれにしろ、気分は出てるのでは。

3月25日(金)

中古屋のジャンクコーナーで、安いエンドウの16番のタム2300のジャンクを発見。前から、コレを見つけたらやろうと思っていたことがあるので、早速GET。ワカるヒトはワカると思うのだが、タム2300には、タキ5400・5450という、おなじ液体塩素専用の兄貴分がいる。これ、タム2300をそのままフタ回りほど大きくしたようなカタチをしている。エンドウのタム2300自体オーバースケール気味なので、これを12mmに改軌すれば、「なんちゃってタキ5400」ができるのではないか、と狙っていたのだ。で、帰ってきて、12mmのTR41にのっけてみる。以外といい感じ。まあ、もともとウケねらいでもあるので、雰囲気がでてればそれでよし。だが、問題を発見。これ、台枠がねじれてるよ。その修正はのちほどじっくりやるとして、まずは雰囲気からいきましょうか。

3月24日(木)

ネコパブの新企画、「国鉄時代」を店頭で発見。出るという話は聞いていたが、もう出たのか。手にとってみると、アマりにモロな内容。手の内を見透かしたような、SLブーム世代、43・10世代向けの内容。全部、知ってたり体験したりしたことなんだけど、だからこそ欲しくなるという(笑)。ということで、アッサリ術中にハマる。その中でも「均一周遊券の旅 昭和42年夏九州」が、いちばんキてる。ぼくが最初に九州に撮影旅行に行ったのは、中学生だった昭和45年の夏だが、43・10が間にあるにもかかわらず、田村の交直接続とさくらのC11以外は、ほぼ同時代体験できていたりする。最後に行ったのは昭和50年の夏。ほとんど落穂拾いのように、最後に残ったSLを、はじめて観光旅行しながら撮って廻った。それまで毎年、年によっては二回九州には撮影に行っている。そもそも、九州島内の効率のいい廻りかたって、パターンになってしまうから経路も共通性が出てくるし。ちなみに、いちばんとんでもないスケジュールは、受験を控えた高3のときに、最低限の日程で廻ろうと、5連続夜行で筑豊と宮崎を交互に攻めたなんて、若気の至りの極みもあったっけ。

3月23日(水)

今日も忙しい。が、銀座周辺で忙しいので、つい○天の前を通ることになってしまう。昨日も行ったし、どうしようかと思うのだが、もしここで行かなくて、何かオイシイ出物が出ていたら悔しい、という思いが先にたち、ちょこっとだけ覗く。いつもこうなんだよね(笑)。さすがに雨だと、よく見るお客さんしかいない(爆)。で、すいているんで普段見ないカゴの中まで見ると、国産車のミニカーが。貨車の積み荷用とはなっているが、1962年から67年まで作られていたクラウンをプロトタイプとしているようだ。1/80だと若干小さめだが、このタイプのクラウンは、クラウンエイトと称して一回り大きくした3ナンバー専用タイプがあったので、1/87でもそっちと思えば、決してオカシくはない。ま、70年頃でもタクシーで残っていたので、雰囲気としては悪くない。

3月22日(火)

4Fに行くと、妙な出物。基本的には「トイ」の範疇に入るのだが、Gゲージ規格で、カプラーまで共通の客車がジャンクコーナーに。値段は格安。なんせGゲージは、牽かせるモノがなかっただけに、これはオイシイかも。もともと、Gゲージ自体がメルヘン・ファンタジー的要素を持っているので、トイ的でもそんなには気にならない。で、買おうとすると、もう一台あるとのこと。プレイモビルという、レゴとかそういうのに近いシステム玩具のシリーズのようだが、おまけで、その人形まで数体貰う。ラッキー(笑)。

3月21日(月)

三連休の三日目。博多の地震では、鉄道関係ではそれほどの被害はなかったようで、ひとまず何より。天気がいいので、入学前にガキとの約束を果たすべく、亀有、柴又に向かう。そう、彼は「両さん」のファンなのだ。京成金町駅のポスターを見ると、なんと春休み企画として、何とも好都合なことに「こちら葛飾区亀有交番派出所」の下町スタンプラリーをやっている。柴又観光の後、スタンプラリーを開始。まず、ガキ自身にスタンプ帳を貰わせる。京成、東武、都営浅草線協賛で、主要駅にスタンプが置かれており、4つ以上集めるとオリジナルクリアファイルが貰えるという寸法。この手の常として、スタンプはラチ外にある。一瞬、まだ未就学児童なので、一人でスタンプを押しに行かせればタダか、と両さんのようなことを考えてしまったが、降りるときは良くても、乗るときにはガキが一人で改札を通るので、「未就学児童でも単独乗車は子供料金」という規定が適応されてしまうので、これはNG。帰りがけの最短距離で、集められるだけスタンプを集める方針に変更。他線でも比較的駅間の距離が近いトコロが多いのを利用し、余計な時間をほとんどかけずに、あっさりGET。いいおみやげができた。

3月20日(日)

今日は、ガキの卒園式と謝恩会。ということで、またもや一日ツブれてしまうのだが、朝の時間にフォトセッション。とはいっても、これまたまたもや「茶園農家ジオラマフィギュア」シリーズ。このところ茶畑のジオラマは、もっぱらプレイザーの自転車の青年をのっけて、ミニジオラマ化していた。いろいろ試してみたところ、これが一番いい感じ。一応「乗り物」だし。で、これをHOスケールのジオラマの中に置いたらどうだろうか、という試み。タダ置いただけなので、見る角度によってはあきらかに変なのだが、こうやってみると、それなりに風情があるのも確かかな。60年代のTMSとかに掲載されたレイアウトに、よくあったじゃない。観光地のおみやげの置物とかで、なぜかHOスケールに近いのをレイアウトの中とかに置くと、それなりにハマっちゃうの。それに近いかも。

3月19日(土)

本当に、今月はまとまった時間がない。時間をやりくりして、模型店を覗くぐらいしかできない。これではいかんので、ちょっと気合を入れようと、買い物のついでに、ストラクチャーのパーツを買いに行く。と、その店に、珍しく大量の出物。どうもそこの常連さんが現役引退するんで、出品した模様。16番の手付かずキットがほとんどなので、そちらは関係ないのだが、若干ある書籍の中には、「The レイル」と「蒸気の時代」が何冊かある。おまけになかなか安い。ということで、パーツよりも、古書のほうが散財となってしまいました。着々と行ってます(笑)。

3月18日(金)

あんまり行かない方面で飲み会があったので、例によってついでにそっちのほうにある、当然あんまり行かない模型店を覗く。16番の在庫の中に、なぜか一輌だけ12mmの貨車が。おまけにこいつだけ線路に乗っていない状態で、列の後ろに隠れるように置かれている。こういうのみると、なんか不憫になっちゃうんだよね。でも、そこはそこ、魚心は水心。明らかに不良債権化していると見て、値切りをカケると、けっこうあっさり応じてくれた。で、箱を探すとなかなか出てこない。これをネタにさらに値切れるかと吹っかけたら、向こうも真剣に探し出して、結局出てきちゃった。しかし、飲み会にはこれで5分遅れ。一応、そこそこ安くしてくれたので、まあいいか。

3月17日(木)

東急5000系の6扉車をはじめて見る。もう走り出して一月経っているのだが。田園都市線は地元ということもあり、毎日使っているが、通勤に使っていることが徒となって、乗る時間帯が限られてしまう。件の5004Fは、03Kの限定運用に入っているので、通常の行き帰りではまず見ることができないのだ。そんな中で、日中に半蔵門線に乗るチャンスがあったので、やっと見れた次第。でも、まったく209系じゃん。これじゃ。5000系も最初は新鮮だったけど、見慣れちゃったからなぁ。

3月16日(水)

土日が怒濤のように潰れているので、最後のチャンスとばかりに、休みをとって、庭の植木に農薬を撒きに千葉へ。春が来る前から撒いておくと、新芽に農薬がしみこんで、毛虫がつかないのだ。ついでに、その後に買った書籍を書庫におさめるべく持って行く。「とれいん」の全揃い。過去の号については、これ以上増えることがないので、創刊号から、棚にビシッと詰めて並べる。まあ、単にコレクター的満足感というコトなのですが。いろいろご協力を頂いた方、あらためてお礼を申し上げます。あと、前に「常設お座敷」の運転席でヨロケて、「線路に倒れまい」としたら、よりによってTOMIXの昔のAC式のポイント切換スイッチの上に倒れてしまい、スイッチレバーを折ってしまったのだが、その代替品も揃ったので、付け替える。なんせ創成期の古い製品だが、タマさえ出てくれば安いモジュールなので、その点は助かる。

3月15日(火)

「茶園農家ジオラマフィギュア」シリーズだが、よく考えたら日曜の写真だけでは、ディメンションがわからないワナ。プレイザーの人形も、けっこういろいろな大きさがあるからねえ。身長の差というだけではなく、プロポーション的に1/75から1/90ぐらいまであるようだし。もっとも、OOや16番といった異スケールの鉄道模型だけでなく、クルマや飛行機のジオラマにも使われることを考えると、いろいろ幅を持たせていると考えられないこともない。ということで、比較のため、一応車輌と一緒に撮ったテイクもあるので、そちらもご覧のほどを。

3月14日(月)

○天Webの市川さんのエッセイが、久々の新作更新。旧西ドイツのSilberlinge客車の話題。しかし、いかにも「苦しい」感じが行間からもひたひたと。どう見てもI氏の芸風ではないし(笑)。加藤茶が、シリアスなドラマに挑戦しているようなモノか(爆)。ということで、早速4Fに冷やかしに。やはり、いろんなお客さんが冷やかしに来ているようだ。とはいうものの、「苦労が行間から読める」ところは、芸風のうちといえないこともないのだが……。

3月13日(日)

このところ、一部で話題騒然。大いに盛り上がりを示している、コカコーラの新製品「一(はじめ)」の新発売キャンペーンでベタ付けされている、「茶園農家ジオラマフィギュア」シリーズ。縁側シリーズ6種、茶園農家シリーズ6種の、計12種あるのだが、この「縁側シリーズ」のほうがキモ。農家の軒先のミニジオラマに、ほぼHOスケールの、老婆のフィギュアがついているのだ。さらに、縁側やフスマといった部材も、ストラクチャ用に使えそう。早速、近辺のコンビニを廻って全種GET。さっそくプレイザーのフィギュアと共演のワンカット。茶園農家シリーズのほうは、農家がついているのはさすがにNの遠景ぐらいしか使えないだろうが、茶畑のヤツは、普通の畑の畝に見立てれば、HOでもけっこう違和感はない。ということで、こちらもワンカット。って、どんどん車輌から遠ざかってゆくような。まあ、これはそういう指向ということで(笑)。

3月12日(土)

スロ62のミスありボディー交換のために、FABへ。16番に比べると、12mmの製品の方が、こういうアフターケアが親切な気がする。模型専業ではなく、他に本業があるトコロが多い分、世の中のビジネスの常識が通じるというコトなのだろうか。で、行ってみると、EF58のボディーの試作見本が。ちゃんと馬面じゃん(笑)。特に、下から見上げた感じは、なかなかいい。「鼻筋」へのこだわりから、かなり特殊な板取をしているのだが、その効果はてきめん。プレスしたのをヤスっても、ロストワックス一体でも、ちょっと出せない「くっきり感」が出ている。なかなかいいのでは。

3月11日(金)

出物で、乗工社のHOスケールの東急デハ80の両運仕様を入手。両運ということは、85か86。実物でも最後までいたので、世田谷線色でもオカシくはない。プロトタイプは更新前で、ちょうど「記憶の中の鉄道風景」で取り上げたような、オデコ一灯仕様。そういう意味では、昔のことを思い出していた時期でもあるので、なかなかタイムリーかも。机の上とかに飾って置いて置きたい感じ。

3月10日(木)

都営新宿線に乗ろうとしたら、例の都営地下鉄の新車、10-300型がやってきた。それも、両端だけ新車の混結編成。なんと前照灯は、通常のシールドビームなんだ。最初接近したときには、ヘッドライトの明りの色温度が低いので、新車とは思わなかった。乗ってみると、やはり何のことはない。けっきょく209だ。関東の通勤車は、みんなこれになっちゃうのかな。で、駅に接近してブレーキがかかるのだが、なんか変だぞ。これ。異様にガクガクして止まる上に、止まるときのノイズも、最近の電車にしては異常なくらい大きい。やっぱり、なんか無理があるんじゃないのかなあ。

3月9日(水)

とある古書店で、大量の「とれいん」の在庫を発見。これは、いよいよアガりかな、という期待を込めて探すと、あるある。予想通り、86年の11月号、12月号、ともにあるではないか。ということで、満を持して購入。これで、晴れて「とれいん」本誌は、創刊号から最新号まで、全363冊が揃った次第。それまでも、模型店とかの出物では、気になる記事がある号はぼちぼちと買ってはいたのだが、本気で「全巻集めよう」と思いだしたのは、2003年の春、桜の花の咲いている頃に、巣鴨の「さかつう」で、初期号の大量出品を購入し、背綴の頃のが出戻り前の購入分も含め、ほぼ揃ってから。ということは、およそ二年で全部揃えた計算。これが速いのか遅いのか、良くはわからないが、達成感は大いにある。やったぜ。

3月8日(火)

横浜方面に用事があったので、ModelsIMONの横浜店に寄る。こういうときしかいかないのだが、珍しく横浜で店長とあったのでちょっとごあいさつ。Nのレイアウトも一通り走れるようになってから初めてみたが、「走らせる線路」に徹した、原宿のHO方式の大型運転盤的な構造。これはこれで運転会のようなモノで、中途半端なシーナリーがあるより、フル編成を走らせるような目的にはけっこう楽しいと思う。その後、目的地に向かうべく根岸線に乗り、東横線の廃線跡を見る。まだ、大部分では線路も残っているが、桜木町駅付近ではレールが外されている箇所もある。ヤグラ作業車が入って、架線を外した後の架線柱から、部品を外す作業をしていた。しかし線路関係って、一年経ってもあんまり傷まないモンなんだねえ。

3月7日(月)

○天の模型部55周年記念製品の、SスケールのC571をやっと実見。なんせ、これ銀座の店には展示してないんだよね。なんか作為があるんだろうか(笑)。C62よりも、プロトタイプが3'6"ナローとしてのバランスが取れている分、大きさも手ごろでなかなかいい感じ。アメリカ型のSスケールの3'ナローなんかと並べても、ディメンションの感じはよさそう。とはいうものの、○天の16番の同型機と並べる分には、スケールの違いほどの大きさの差が感じられない。16番とHOスケールぐらいの感じ、と思ったが、確かに16番のモデルが、高さと幅については、1/76〜1/75ぐらいになっているので、まんざら錯覚というワケでもなさそう。このあたりが作為の秘密かな(爆)。

3月6日(日)

渋谷で昼飯に中華を食べようと思い、確か「中華料理井門」があったはずと行ってみると、中華料理は中華料理なのだが、改装し「パンダ・レストラン」となっている。で、入って注文しようとメニューを見ると、表紙のバックに漢詩の四言絶句のような、漢字の文字列が。ここまでなら、どこの中華料理店にもあるのだが、その文字列をよく見ると……。「経棚熱水、解放上游、前進建設、共青団号」。これでは、まさに「絶句」。ふと、店内の大型プラズマディスプレイを見ると、かかっているのは、なんと集通鉄路のヴィデオじゃないですか。知ってる顔も出てくるし(笑)。ううむ、憲俊氏もやるなあ。

3月5日(土)

雪の合間の晴天。なんかフォトセッションをしようと思ったが、このところ忙しさにかまけていて、新ネタがない。Webコンテンツは、画面にエディターを立ち上げておけば(未だにHTML直書きでやってますから)、仕事しながらでも気分転換がわりにフォローできるし、模型店めぐりも、何かのついでに寄れるところなら覗けるのだが、製作活動は、それなりに腰を入れないとぼくの場合できないんだよね。ということで、農家の裏側。お立ち台の大きさから、ちょっと線路に近くなりすぎてしまうのだが、こればかりは仕方がない。機関車は気分を変えてC59を出してきたのだが、C59がいて、こういうローカルなところというと、鹿児島本線の熊本県内ぐらいか。しかし、ボイラまでならC60と言いくるめる手もあるので、これだと東北でも、九州でも鄙びた単線区間もおかしくはないか。

3月4日(金)

関東は雪。べたつく雪で交通も大いにみだれる。で、今月も「記憶の中の鉄道風景」を更新したので、次のネタの仕込み。というか、予定している材料は山積みなので、問題は考証作業の方。ちと思うところがあって、多少難儀かな、と思うネタを取り上げることにした。で、おもむろに資料を集めようか、と思ってひとまずインターネットで調べたら、これだけで年月日まで特定できちゃった。ラッキー。ということで、このネタについては、来月のお楽しみということで。

3月3日(木)

土佐くろしお鉄道で、特急南風の暴走事故。およそ考えられない状況。それにしても、よく構内で止まったという感じ。もっと車体の丈夫な、旧国鉄時代の車輌なら、そのまま飛び出していた危険性さえ感じさせる。しかし、不幸にも犠牲者をともなう重大事故というと、最近は地方私鉄か第三セクターか、というのが相場になってしまった感がある。特に、第三セクター関係は、ちょっと乗ってみただけでも、鉄道会社の持っているべき「安全・正確さへの義務感」がどこか欠けている感じがすることが多い。「出資企業は、親会社の悪いところに似る」という法則があるが、まさか、地方公共団体の出資する第三セクターは、地方公務員特有の無責任さや、仕事への自覚のなさまで受け継いでしまった、ということなのだろうか。

3月2日(水)

思わぬ店で、Gゲージの直線ロングレールの出物。安い。12mmそういう傾向があるけど、Gゲージとか、熱心なファンがいるけどその層が限られているモノって、店によって値付けが大きく違う。ユーザーの多い店だと当然高いが、あまりこない店だと、けっこう見切り価格で出て来たりするので、出会うとラッキー。まあ、そういうタマに出会う確率自体が非常に低いんだけどね。しかし、ロングレールって、枕木は標準のヤツを二つ継いであるのね。その間には、ご丁寧にダミーのジョイナーまでついてる。フィーダー用だと思うけど、けっこう妙。

3月1日(火)

東海道・山陽スジのブルートレイン、「あさかぜ」、「さくら」が本日のダイヤ改正で廃止。いわゆるブルトレブーム世代は、かなり盛り上がっていたようだが、なんかイマイチピンとこない。一本もなくなっちゃうワケでもないし。そもそも、ブルートレインといえば20系の世代だし、14系、24系は、寝台には乗ったことすらない(座席車としてなら、博多・佐賀間で乗ったことがあるが)。学生時代は、寝台料金、特急料金を払うなら、周遊券で乗れる急行を使い、その分フィルムを多く買いたかったし、社会人になってからは、九州入りは間違いなく飛行機。基本的に縁がなかったんだよね。




(c)2005 FUJII Yoshihiko


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