「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2005年8月-




8月31日(水)

更新日と月の終わりが重なるというのは、なかなか気分がいい。今月は、日記開始以来、家にいない日数が最長だったので、スタートする前は、どうなるコトやら、と心配だったのだが、やってみると、それなりに普段とは違うノリが出て、結果オーライというところだろうか。それにしても、実物の写真が多い、とか、携帯の写真が多い、とか、新機軸といえば新機軸かも。

8月30日(火)

おとなりの鉄道歴史展示室でやっている「鉄道技術と暮らし、その身近な関係」を見る。詳細は別項の「Gallery of the Week-Sep.05」を見ていただくとして、模型マニア的関心からいえば、サボのタイプとか、駅名標のタイプとか、経験的に、前後関係とか流れは知っていても、それぞれの由来や登場した理由は知らないモノが多く、なかなか知識の整理に役立つところがある。しかし、またもやサボと駅名標だよ。ここんトコ、これが多いねえ(笑)。おまけに、展示物も個人蔵のモノが多い、と来ている。ぼくは、こういうブツについては集める趣味がないのだが、そういう専門店もあるようだし、そっち関係のヒトには、それなりの関心をひくかも知れない。

8月29日(月)

ガキの本の間から、「国鉄時代」の「2」が埋もれていたのを発見。そういえば、まだDVDを見ていない。とはいっても、本日も真剣に見るだけの時間がとれない。あの手の資料性の高い映像は、気になるところがあると、リプレイやスローをかけてしまうので、「上映時間」だけでは見ることができない。かといって、見始めると、途中でヤメるワケにも行かない。ということで、タップリ時間の余裕を見ておかないと、日常生活にシワ寄せが来てしまうのだ。ということで、また今度時間がとれるときに、ゆっくり見よう。

8月28日(日)

物置の片づけをしていたら、処分しそこねていた、昔の16番のジャンクがいくつか出てくる。4階も夏枯れ状態が続いているので、まあ何とかなるなかと、帰り際立ち寄って、早速処分する。まあ、状態はかなり悪いのだが、値段さえリーズナブルなら、変な話だが、完品よりジャンクの方が足が早かったりするのが、昨今の状況。はて、今回はどうなりますコトやら。

8月27日(土)

昨晩から、夏休み最後の千葉。今日はドライブの途中で、「外房雑記録」で紹介されていた、大多喜の「房総中央鉄道館」を覗いてみる。大多喜も、この数年「房総の小江戸」として観光に力を入れ、商店街の街並みをそれらしくすべく、昔の建築時の外見に復元したり、昔風の外見・構造で新築したりしている。ここも、駅に近い、そういう外見を持った建物の一つだ。展示品は、千葉にまつわるサボ、駅名標を始めとする、鉄道関連グッズのコレクションであり、基本的に個人の収集物をベースとしている。派手さにはかけるものの、入手の苦労がわかるヒトには、網羅性も含め、その意義はわかるだろう。これに加えて、かなり大型のNゲージのジオラマも設置されている。惜しむらくは、これだけのスペースにもかかわらず、カーブが全て既存のカーブレールをそのまま敷設してある点。どうせなら、敷けるのだから、フレキで1000R以上の実感のあるカーブを作ってほしかった。また、直接急カーブで反交するSカーブも頂けない。スペースがあるんだから、せめて緩和曲線と短くてもいいから直線を挟んで欲しかった。

8月26日(金)

スキャンした看板のデータを元に、フォトショップで修正をかける。というより、手間からいえば、輪郭だけ使って新たに製作するのと変わらない。色見本という意味では、そのものズバりが載っているわけではないのだが、前に入手したホウロウ看板の写真集が、大いに役立った。データは、当然拡大状態で作るワケなので、かなり凝って作るのだが、原寸にして印刷すると、そこまで差が出ない。おまけに遠景でみるモノなので、けっきょく、細かいところより、色の感じがポイントと割り切って作成したほうがよかったかも。けっこう手間をくってしまったが、このノウハウは今後も使えそう。

8月25日(木)

ホウロウ看板シリーズを貼ってみようかなと思い、切り出そうとスチール定規を当てる。で、印面を少しコスってしまったら、なんと印刷が剥がれてきた。なんだこれ。プリンタで刷っただけなのかな。ということで、表面の光沢が今ひとつで、ホウロウの感じがでてないことも含めて、けっきょくスキャンして作りなおすコトに。まあ、個人使用だから問題はないと思うけど。でも、そもそもこれって、商標利用の許諾をうけているのかな。

8月24日(水)

今日は、つくばエクスプレスの開通日。首都圏久々の大型新線開通とあって、鳴り物入りの大キャンペーンで盛り上げている。このところ、東京圏内での新線開通は、大体開通日に乗りに行っているので、今回も当然狙いたいところ。とはいうものの、さすがにつくば往復という時間はとれないので、昼休みの一撃離脱で、秋葉原〜北千住間のみを狙うことに。で、秋葉原に行くと、なんとラチ外どころか、地上の外まで長蛇の列。危険なので、入場規制をかけているとのコト。大繁盛はご同慶の至りだが、こっちはそれほど時間がない。ということで、急遽作戦を変更。入場制限なら、出改札のキャパの問題で、ラチ内、列車内はそれほどでもないだろう、ということで、北千住から戻ってくることに。これは、見事狙い通り。行列もなく乗車に成功。しかし、鉄ちゃんだけでなく、一般のヒトも写真を撮るは撮るは。ホームドアのところには、カメラがずらりと並ぶ状況。ひとまずワンカットは押えたが、そういう状況下で、しかも携帯のカメラなので、変な構図でアラが目立つのはお許しを。

8月23日(火)

あまり行かない方面で、飲み会。店に行くついでに、通り道にある、あまり行かない模型店を覗く。なぜか、エムズ・コレクションのステッカーシリーズの在庫が充実。ホウロウ看板シリーズも、こうやってみるとずいぶん種類がある。もしかしてあるかな、と期待しつつ見てゆくと……。なんとあったぞ、「カクイわた」。もちろん、喜び勇んで購入。でもよくみると、この網版、最近では見ないくらいに粗いぞ。新聞のカラー版が始まった頃のみたい。もともと色調がベタなので、一度スキャンして、色を入れなおすかな。って、なんか順序が逆みたいな(笑)。

8月22日(月)

久々(でもないが)に、4階モード。家族連れだけでなく、JAMには遠来のその筋のお客さんもけっこう来ていたようで、土日は、明らかにその流れと思われる人達でごった返していたとのコト。そのせいか、長期在庫が一部ハケているような気も。で、中二階の廊下のウィンドウを見ていると、HOスケールのUP9000型 4-12-2と、SスケールのC571号機が飾られている。これが、サイズ的になかなかいい勝負。車両限界的には、狭軌とはいえ、SスケールのC57のほうがさすがに大きいのだが、全く違う世界の生き物、という感じではない。HOスケール・ビッグボーイvs.Sスケール・C62というのも、なかなかおもしろい対戦だったが、それ以上に熱戦かも(って何が)。

8月21日(日)

午後から、ガキ連れで二度目のJAM。日曜はガキ連れ、というのもすっかり恒例化。午後からの参加だが、スゴい人出。新聞にも出ていたし、パブリシティーも効いているということだろう。それにしても、いろんなヒトに会うコト、会うコト。まあ、コアな部分はそんなに広い世界ではないので、このレベルでイベントをやればそうなるんだろうけどね。ガキはライブスチームを楽しみにしている。今年はやけに屋外で石炭のけむりの臭いが漂っているなあと思ったら、羅須地人鉄道協会の「ホンモノ」がいるではないか。どうしても乗りたそうなので、午後の部スタートのアタマを狙って並ぶ。案の定、一般客が多い分、アナウンスが流れる前に並ぶヒトは少ない。てなワケで、あっさり2回目で乗車できたが、降りるときには、すでに長蛇の列でした。まあ、ガキ連れは何かと便利だわなぁ。カブりつきとかも、譲ってもらえたりするし(爆)。

8月20日(土)

今日は、友人のライブコンサートにバックバンドで出演。昼リハ、夜本番なので、鉄分はなし。家を出るまでに時間があったので、読む時間のなかった「日本のTOPレイアウト」をやっと読む。発売と同時に買っておいたので、一月以上寝かせてしまった感じ。巻末に「三日間レイアウト2004」の特集。昨日もJAMで展示されていたのだが、これ現物を上から見おろすと、妙に線路の割合が多くて違和感があったのだが、同レベルからみると、ジオラマの集合みたいで、実にいい感じであることを改めて発見。こういうのは、会場ではなく、部屋の中に置いた方が引き立つんだろうなあ。

8月19日(金)

本日より、東京ビッグサイトにてJAM開催。JAMは、金曜の始まりと、日曜の終わりを押える、というパターンで見に行くのが恒例化しているが、今年もそうなりそう。ということで、開幕早々の昼を狙って、ゆりかもめに乗る。会場を見渡すと、けっこうな入り。例年の金曜の昼より、明らかに入っている。それも、母親と男のコの組合せがけっこう目立つ。いずれにしろ、盛況なのはいいこと。ご同慶の至り。で、昨年はセミナーで参加していた、「私の16番ゲージ鉄道模型ライフ」主宰の林さんが、今年はブースで参加というコトなので、早速ご挨拶に行く。去年は、セミナーの時間を間違えて会えなかったのだ。実は、模型店に勤務されていた頃に、客として伺っていたので、初対面ではないワケなのだが、こういうカタチで意識してお会いするのははじめて。偶然、数日前に、その模型店の前を通りかかったので、その話でひとしきり盛り上がる。作品も、写真では充分わからなかったが、現物を見ると、オリジナル仕様に準拠して仕上げたモノも、オリジナルそのものとは一味違う、林さんのオリジナリティーを感じる出来映えになっている。このあたりが、手塩にかけて再生する「愛情」のなせるワザなのだろう。開幕早々というコトで、模型業界関係者の方にもいろいろお会いしてごあいさつできた。

8月18日(木)

資料として必要になったので、まともな(笑)本を探しに、神保町の書泉に。必要な本は入手できたのだが、折角来たのにこれだけではもったいない。ということで、ホビー関係売り場の6Fへ。平積みのところを見ると、なんと、もう趣味誌の新刊が売り出されているではないか。天賞堂の発売案内が19日(金)だったので、どこもそうかと思ったら、書泉はさらに早いのね。知らなかった。これはけっこうスゴいかも。で、買って帰る。金曜は、銀座に出る時間がとれなさそうなので、これはラッキー。

8月17日(水)

今週は東欧モノによく当たる。東独末期、80年代の製品で、Schicht、Prefo名義の客車が、DR、MAV、CSDなど10輌ほど。比較的新しい製品だけに、レタリングとかもそこそこキレイ。かえって東独モノという味わいが薄いかも。海外にて求めたモノらしく、横文字の値札がついている。さすがに、この手のものも大分たまってきたので、持っていないものを選ぶ。というわけで、3輌ほど購入。

8月16日(火)

宮城県石巻沖でM7.2の地震。東京では震度4。ちょうどその時は、大江戸線の中にいた。都営地下鉄は、震度4は「徐行運転」扱いなので、数分で復帰。25km/hで運転再開。なのだが、これが手動運転。大江戸は、狭苦しくて圧迫感があるので好きではないのだが、うまく使うとけっこう便利なので、ワリと乗る。しかし、乗務員が「ボタンを押す」以外の操作をしているのを見るのは、これがはじめて。不謹慎ではあるものの、なかなか珍しいモノを見られて、好奇心をくすぐられた。

8月15日(月)

久々に東欧関連。東独の政府高官専用列車。いわゆる「赤いお召し」。比較的近年の製品だが、雑誌の製品紹介で見ただけで、現物を見るのははじめて。しかし、こうやって考えると、欧州モノは、元が量産品だけに、国内だけで探しても、けっこうタマに出会える。もっとも欧州型については、食玩以前から「大人買い(店に入ってくる品物を、片っ端から掻っ攫う)」するお大尽がいらっしゃって、こういうヒトの中から鬼籍に入る方が増えてきた、という事情もあるのだろう。となると、集めるタイミングとしては、けっこう良かったのかも。

8月14日(日)

さて、現物を見たときから、2-8-2の模型を購入したらやりたかったことがある。それは、ユニスケールの利点を生かした、日本型の蒸気とのディメンションの比較である。それほど極端には大きい印象ではないので、実際どれほど違うか、1/87で比べようという次第。日本代表は同じ軸配置かつ、ライトミカドということで、D51に登場願う。やはり、現物を見て思った通り、もちろん大きいことは大きいのだが、まあ「一回り大きい」ぐらいで、一部の巨人機のような「桁が違う」ような差ではない。並べてみても、そう違和感はなく収まっている。日本人と米国人の「体格の差」みたいなものですな。記念にワンカット。今回は例外的にハイビションサイズ(笑)で。でも、これがD51だから、いい具合の大小関係があるので、HOスケールの模型はないけど、D52とかだと、ボイラーの関係はかなり違う印象になるだろうし、長さでいえば、全長が21mあるC59は、25mのライトミカドにけっこう迫っていたりもするのだが。

8月13日(土)

そういうワケで、今週は日頃とは違い、アメリカ型に強い模型店を中心に覗きまわっているのだが、ついに出物を発見。アサーン・ジェネシスシリーズの、USRAライトミカドの中古だ。値段も安い。出来もなかなか良い。おまけにロードネームはUPと、大当たり。早速購入。やっぱり買っちゃった(笑)。中古とはいえ、買ったままでパーツもつけられていない状態。帰ってきてから、早速組み付ける。しかし、ハマリがいいじゃないの。16番のカトーのC56のパーツ取り付けをしたことがあるが、それより全然はめ易いし、一旦はまればピタッと抜けない。ハンドレールノブも、一つも飛ばさず、一つも潰さず、スラスラとハマる。サムホンサ製のようだが、これはなかなか評価できる。ただし、マーカーライトがミスパーツで、左側用が二つ入っていた。しかしこれは、「災い転じて福となす」というか、色レンズ付きの金属製パーツに交換することにしよう。

8月12日(金)

カーナピーナのカレーを喰おうと、祐天寺に行く。同店は、かつてのJUNET関係者には有名だが、個人的には東京で一番気に入っているカレー屋である。ところが、あいにく夏休み中。残念、ということで、こういう機会でなくては行けそうにない、祐天寺のカレー店(とはいっても、カレーのジャンルが全然違うのだが)である「ナイアガラ」に行ってみることに。鉄道ムードの店ということで、よくマスコミに出ている店である。確かに、蒸気機関車のナンバープレートをはじめ、鉄道関係のグッズで店内はあふれているし、座席は急行用電車のそれだし、Gゲージの貨車に載せて配膳したり、と、それなりの「密度」はある。しかし、なぜか鉄道への思い入れやこだわりが感じられない。まあ、一般向けの店だから仕方ないとは思うが、鉄道好きのヒトなら、物足りなさを通り越して、なんか一抹の寂しさを感じてしまうだろう。カレーの味も、70年代の立ち食いスタンドのカレー並みの味で、ちょっといただけない。

8月11日(木)

東横線に乗ろうとすると、すでにホームに電車がいる気配。階段を駆け上って飛び乗ると、なんか、ちょっとふつうの8000系とは違う雰囲気が。もしかして、と思って最後尾車輌まで行くと、それはクハ8039号。ということは、この編成は赤帯撤去車である8039F。偶然にしては運が良い、とばかりに、特急に乗り換える自由が丘で記念撮影。カメラを持っていないので、携帯での撮影だが、まあこれは記念ということで。

8月10日(水)

8月は、最初の一週間が夏休みで国外にいたので、不用意な支出なしで上旬を過ごせた。とはいっても、6・7月は散財したし、家族で旅行にも行ったし、クルマも買い替えたしと、これでは全然足しにならない(爆)。と思うが早いか、ついに一台目の支出。12mmの客車だけど、ファクトリーRTRが、キット中古並みの価格だったので、まあ良心的な根付けといえるのでは。この時期は、端境期でもあるので、まあこんなものかな。帰省から帰ってくると、出物を持ち帰ってくるヒトもいるので、JAMあたりからは、また狙い目かな。

8月9日(火)

ザ・レイルの最新号(53号)を、やっと入手。戦中・戦後期の、北九州の炭坑専用線の特集。専用線の古典機もいいのだが、刮目したのは、そのバックに写っている、国鉄制式機の姿。昭和22年頃の写真だが、そこに写っている9600や8620のキャブは、すでに点検ブタが外され、コックが外から丸出しになっている、あの「九州」スタイルではないか。なんと、6760のキャブも「穴」が空いている。いつから「穴あけ」が始まったのかは気になっていたのだが、この時点ですでにあるということは、多分ルーツは、戦時中の「イージーメンテナンス化(手抜き化)」で、フタを外してしまったのが嚆矢ということなんだろう。少なくとも、戦時体制になる前は、こういうラフな対応はしていなかったハズなので。

8月8日(月)

なんとも悶々と萌えてきたのがおさまらないので、「あったら、おみやげのつもりで買おう」と、意を決して4階へ。何がって?もちろん、USRAのライトミカド。日本で言えば、D51とか9600みたいなモノで、過去ハイスペックからローエンドまで、数限りなく製品が出ているから、なんかあるだろうと思って棚を覗く。たくさん在庫があるワリには、なぜかコレというタマがない。ダイカスト製か、ハイフランジもの、ブラスがあっても、かなり特殊な仕様に改装した鉄道のモノ、ぐらいしかない。これはこれで、悶々感も少しはクールダウンするというもの。良かったのか、悪かったのか。萌え自体がおさまったワケではないので(爆)。

8月7日(日)

日本に帰る日。けっきょくこの旅行では、フェニックスからラス・ヴェガスまでクルマで移動したのだが、この間には、砂漠あり、岩山あり、草原あり、森林ありと、アメリカのいろいろな地形や植生を見ることができた。そう思うと、ウッドランド・シーニックス社のシーナリー用品というのは、アメリカの景色をよくモデル化していると、あらためて関心する。逆に、一度ホンモノの地形や植生を見ておくと、日本にもあるモノと、ないモノとの違いがわかるし、各製品が、どういう情景をプロトタイプにしているかもよくわかる。けっこうこのあたりのノウハウが、同社製品を使うときに、アメリカっぽくなるか、日本的に見せられるかの分かれ目となるコトを、あらためて実感。なかなかいい勉強になったぞ。

8月6日(土)

ということで、いよいよ「生きた」アメリカ型蒸気との初対面。静態保存のアメリカ型蒸気はかつて見たことがあるが、動態保存機ははじめてなのだ。駅に近づくと、スポスポとコンプレッサーの音が聞こえる。いるぞいるぞ、と、期待が高まる。そこに登場したのは、1923年ボールドウィン社製のUSRAライトミカド、4960号。これがアメリカ型蒸気だよ、と思わず感激。ライトミカドなので、動輪径をはじめ各パーツの大きさは日本の機関車とそれほど差はなく、決してビックリするようなデカさではないが、のびのびとした無理のないバランス感で配置されており、実にいい感じなのが、日本型とは違うところ。係員や機関士にお願いして、線路内に入り、いろいろ触りながら各部をじっくりと観察。昭和の制式機には、アメリカ型の影響が強いというコトを、あらためて感じる。どうもこのあたりが模型屋の悪いクセともいえるのだが。惜しむらくはオイル焚きなので、あの「けむりの臭い」がなく、船みたいな臭いが漂っている点だが、そんな贅沢は言わない。充分満足。タップリ堪能してから、ガキを連れてきて一緒に楽しむ。ということで、一発でついにアメリカ型のSLの魅力に取り憑かれてしまった。いかん、こりゃ危険だ(笑)。

8月5日(金)

グランドキャニオンに移動。ここには、観光用の保存鉄道がある。週末と夏休み期間は、動態保存の蒸気列車が運転されているということなので、アメリカ型SLと対面できそう。列車は、朝麓の駅を出発し、一日観光して夕方帰ってくるという、パック型のお客さんだけを対象とした運行をしている。こっちは、スケジュール上丸一日はツブセないので、乗るワケには行かないが、見れるだけでも、今回の旅行中ではもっとも鉄分が多いイベント。今日は時間が合わないので見れないが、静態保存されている、かつて使われていた1906年アルコ製(と案内板に書いてあったが、銘板がないので確認できず)のコンソリ、18号を記念撮影。明日の朝に期待。

8月4日(木)

郊外をドライブ中に、やっと走っている貨物列車に出会う。モノはダブルスタック・トレイン。実は、ダブルスタック・トレインが走っているところを間近で見るのは、これがはじめてだったりするのだ。まあ、社会人になってからは、ずっと鉄分がなかったのだから、仕方ないといえば仕方ないのだが。それにしても、想像以上に重量感のある走り。迫力あるなあ。おまけに背景も砂漠地帯のまん中と、アメリカならではのシチュエーション。アメリカ型の魅力も、だんだんわかってきたような気がする。

8月3日(水)

本日は市内で遊んで、夜は大リーグ観戦。フェニックスがホームグラウンドのアリゾナ・ダイアモンドバックスとヒューストン・アストロズの対戦。アストロズのピッチャーは、あの「最年長」ロジャー・クレメンス。結果は、クレメンスの好投でアストロズの勝利。偶然とはいえ、なかなかいいモノを見れた。しかし、ガキは「はじめて観戦したプロ野球が、大リーグ」ということになる。なんとも。で、昼市内を廻っている時に、ヤードに停車していた、日本でいう「車扱い」の一般貨物に出会う。アメリカとしては短い編成だが、ボックスカーやタンク車など、模型的には「いかにもアメリカ」という貨車がたっぷりと見れる。しかし、何度見てもアメリカの車輌はデカい。

8月2日(火)

今日から、夏休みの旅行。アリゾナの義弟宅を訪ねる。基本的に鉄分とは縁のない旅行だが、鉄道や模型に関係がある、出会ったコト、思ったコトを書き綴ってみよう。ロサンゼルス国際空港にランディング姿勢にはいると、機窓(っていうのかな)から線路が見える。線路をたどってゆくと、早速UPのダブルスタック・コンテナ列車が視野に入る。おお、上空から見ると、流石に長い!!空からではないと、全部見れないワケだ。ということで幸先よし(笑)。国内線に乗り換えて、目指す目的地はフェニックス。かつての鉄道のジャンクションの街でもあるので、これも期待できそう。

8月1日(月)

夏休み期間なので、今日はお休み。朝方は雲が多いが、時々晴れ間があるので、フォトセッションを決行。製作したプラットフォームを題材にしようと思うが、全部写すにはお座敷運転状態にしなくてはならないので、ちょっとゴマかして「大きな駅」風にする。先月の延長上で、流改C55の交換シーンを。隼人とか、そんな感じかな。カメラも、新デジカメでの撮影。前のと違い、AFロックができるだけでも助かる。ひとまずは、素撮り(笑)で。




(c)2005 FUJII Yoshihiko


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