「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2007年1月-




2月28日(水)

朝、いきなり8590系が来る。これは運がいい、と思ったら、なるほど出物にぶちあたる。要調整だが、調整レベルで修正や再生ではなく、その他のところはスジもいいので、買う方向で考えてたら、さらに運良く、けっこう大幅に値引きしてくれた。これはラッキー。これだったら、数年前の底のころの相場じゃないの。よしよし。

2月27日(火)

日経朝刊に、川崎重工の鉄道車輌製造100年記念の全面広告。川崎重工は、途中で汽車会社を合併しているので、そういう意味では「110年」ではないか、というツッコミはさておき、こういう広告は珍しい。歴史的車輌より、新幹線関係の比率が高いが、まあ、これは一般向けなのでしょうがないか。そんな中で、パシナが載っているのは、中々深いものが。そういえば、大連-哈爾賓間に新幹線を作る、なんて話も出ていたし。

2月26日(月)

書店の一般書の中の「昭和レトロ本」コーナーに、なぜかネコパブの「思いで色のバス」が。まあ、趣味書とかにも比較的強い書店なので、ネコパブとけっこう取引があったから、ということなのだろうが、かえってこういうシチュエーションで出会うと、欲しさが増してしまうから不思議。著者の河村氏は、路面電車関係では古くから有名な方だが、バスもやっていたとは。しかし、関東バスとか西武バスとかの色に塗られたボンネットバスは、実に懐かしい。そういう意味では、確かに「レトロ本」だわな。

2月25日(日)

今年は暖冬なので、早めに毒蛾対策の手を打つべく、農薬を撒きに日帰りで千葉へ。しかし、天気がいいのはいいが、よりによってこの冬でも極めつきの寒さ。風も強いし、屋外作業はけっこう辛い。で、行き帰りに、ついに房総仕様の211系に出会う。それも2編成。もう十何年も前の車輌だが、新しいラインカラーは、けっこう新鮮。基本的にステンレス車体の車輌って、ラインカラーでほとんどイメージが決まるってことを、あらためて実感。黄色と青というかなり濃いめの組合せは、今までにないタイプなだけに、ウマくいってるのでは。

2月24日(土)

モジュールも、大体線路配置を決めて、次ぎは路盤作成なのだが、一つ困った点が。今度は、分岐があるので、輪郭が直線の組合せではなく、ハンズで切ってもらえないのだ。そんな中、今週の「趣味悠々」で電動ジグソーが出てきたではないか。「よし、これだ」とばかりに、週末を待ってホームセンターに繰り出し購入。最近の電動工具は、中国製でエラく安い。下手すると、日本製の手動工具より安いかも。ということで、また一歩追い込んだぞ。

2月23日(金)

模型店に行くと、電話がかかってきて、とった店主は何やら困った顔。かなりの時間にわたる電話応対のあと、おもむろに訪ねてみると、このところよくかかってくる「困ったちゃん」ということ。多分買う気もないのに、いろいろ商品についての質問をしてくるし、一度店にくれば簡単に解決する問題を、何度も何度も聞いてくるらしい。まあ、この手のストーカーの話はあちこちの店でよく聞くのだが、話し相手がいない、寂しいヒトなんだろうね。店をやっている以上、お客の可能性があるヒトを無碍にはできないし、かといって、応対してもメリットはないし。ほんと、「心の電話」じゃないんだから。

2月22日(木)

日曜に買った、Nのレアジャンクの修理。上回りは、パンタグラフがちょっと歪んでたのを修正すれば、基本的に問題なし。下回りは、欠品パーツも色々あるのだが、もとが80年代の製品だし、GMのパーツを流用すればそこそこカタチになる。返って、付け加えたパーツのほうが、出来がよかったりして。で、電子手帳が壊れたので、そのフォローで秋葉に行ったついでに、GMとIMONでパーツを買ってきて、さくっと修理。第一次Nブームを知っている身としては、こういう手軽さがNのいい所だと思うんだけど。果たして、PRO-Zはどうなるのでしょうか。

2月21日(水)

例によって、とれいん誌「年越し運転」の別テイク。今年は、本誌が全部モノクロページだったので、カラー初出(笑)。しかし、これだけヒキで撮ってると、12mmだか16番だかNだか、このサイズの画面ではわかりにくいよね。それにしても、「純正お座敷」の線路の調整には、けっこう手間取ったなあ。部屋自体が新しいので、比較的高低差は少ないのだが、それでも畳の段差は、KDカプラーなんて簡単に外れるぐらいある。写真を撮るので、外から見えないように、厚紙を切ったものを挟み込んで、勾配を緩和。それだけでなく、20系は、パーツの多いPEMP製はもちろん、IMONバージョンも、よく調整しないと、ACEカプラーのドラフトギアと、台車のブレーキテコが干渉して、曲線で脱線するんだよね。何気なく走ってるけど、調整に一時間以上かかったなあ。

2月20日(火)

いつからそうなったのか、ちょっと気がつかなかったのだが、○天3階の米国型のショーケースのうち下2段分が、On30関連の商品に占拠されている。まあ、バックマンのRTRの製品あたりなら、前からちょこちょことは取り扱っていたので驚くには値しないが、グラントラインをはじめとする、各種車輌キットが、かなりの品揃えになっているのには、ちょっとビックリ。まあ、ここんとこ天賞堂の3階は、ウォルサーズのショールームみたいになっているので、そんなものといえばそんなものかもしれないが、一体何を考えているのだろう。新額堂さんに対抗する気(笑)?On30なんて、在庫より顧客のほうがポイントだと思うんだけどねえ。まあ、様子を見てみましょう。

2月19日(月)

4階の床に置かれた古書の中に、ModelRailroader Cyclopedia の「Steam Locomotives」を発見。名著だし、前から欲しかったので、重い本だが購入。アメリカ型の蒸気については、「とれいん」での松謙さんの連載記事など、模型から得た個別の機関車についての知識はそれなりにあるが、実車に関する体系的な知識はあまりない。それだけに、ページごとに新鮮な発見があり、けっこう楽しい。しかし、新鮮な発見といえば、いわゆるTMS文体のルーツの一つが、明らかにウェスコット氏の文体にあることを、改めて認識。まあ、専門分野の文章というのは、国や書き手を問わず類似性が高いのも確かだが、これはそういうレベルを越えている。まあ、あの時代はなにごとにつけ、欧米の事例がベンチマークだったワケで、趣味誌でもその例に漏れなかったということか。

2月18日(日)

雨天の東京マラソン。やはり仕事柄、現地はどんな状況か一応見ておきたくて、小振りになった午後から、銀座へ。4丁目の交差点では、まだ市民ランナーがいっぱい走っている状態だったが、順位的にはかなり終わりの方なので、もう走るのより、散歩しながら観光している状態。まあ、これはこれで参加型イベントとしては大事なコトかも。で、ここまで来たら、やはり寄らずには帰れない(笑)。すると、またまたNのレアアイテムを発見。これが極めて安い、ジャンク価格。確かに多少難ありだが、ボディーそのものはオリジナル無傷なので、容易に修理可能だし、コレクション的な価値は充分。なんか、このところこの手のがたて続いてますが。

2月17日(土)

午後から天気が崩れる予報だが、午前は薄日。ということで、またマクロレンズのテスト。模型の撮影には、直射日光がガンガンきたほうが実感が出るのだが、マイクロニッコールの描写特性だと、ある程度ソフトな光線のほうが、ディティールが引き立つのでは、ということで、弱めの光線での試写。まあ、元来このレンズは、生物の実験観察とか、美術品のカタログ撮りとか、そういう目的の設計なので、ほどほどにバランスが取れた光線だと、けっこう色調もコントラストも豊かになる。確かに、これはこれで独特の描写だが、精緻な「ジオラマの写真」になっちゃうなあ。模型のブツ撮りならば、こんな感じで撮れたのがいいとは思うけど。

2月16日(金)

今月の「記憶の中の鉄道風景」用写真を、選んでスキャンする。ネタとしては、かなり今までと違う切り口だが、ちょっと前からアイディアとしては持っていたので、使うカットは、サクサクと決まる。しかし、その「ネタ」の性質上、今までのテーマと違って、キャプションが非常に書きにくいのだが、まあソコも含めて新企画というコトで。

2月15日(木)

この時期恒例となった、仙台出張。行きには、E3の試作編成の「一ッ目こまち」を、至近距離から初めてマジマジと見れたり、中々の幸先。と思ったら、帰りには、前夜から猛威を振るっていた強烈な低気圧が、三陸沖に停滞し、東北地方は例年にない荒天でダイヤ乱れまくり。帰りのはやては、秋田新幹線での遅れの激しさから、二本前のこまちを並結して14分遅れの発車。こまちは1時間42分の遅れ。ここからまた例によって挽回運転なのだが、福島県内も吹雪状態で、大宮までで2分30秒の回復。だけでなく、大宮-東京間でさらに1分詰めちゃった。確かに、この区間は制度的な速度規制がキツいので、物理的には、挽回しようと思えばかなりできるはずだが。荒川橋梁上では、いつもよりスピードが出ている感じ……。ところで、行きはE2系1000番台、帰りはE2系0番台だったのだが、アクティブサスは効果あり過ぎ。全然乗り心地が違うじゃないの。0番台は、0系、100系のレベルに近いが、1000番台は、まあ現代の乗り心地といえる。これなら、300円ぐらい料金が違ってもオカシくないぞ。

2月14日(水)

バレンタインデーだから、というワケでもないのだろうが、ひょんなコトで、珍しいものを入手。Nのレアアイテムなのだが、ちょっと思い入れがあって、手に入るなら欲しいなと思っていたもの。2年に1回ぐらいは目にするので、まあ、チャンスがあれば、と気にはしていた。そういう事情なので、プレミア付きならノーサンキューなんだが、まあ同種の新品店頭価格程度の値段だったので、これは問題なくGET。こういうのって、なんか気分がいいよね。

2月13日(火)

林さんのWeb私の16番ゲージ鉄道模型ライフを読んでいると、念願の「宮沢製新幹線試作車A編成」を入手したとの記事が。前から探しておられた事情や、日本鉄道模型ショウ以降の一連の顛末を知っているだけに、画面からもその喜びの様子が伝わってくるよう。自分の執念が「欲しいオーラ」を発するまで高まると、時間はかかるが、どこからともなくタマが湧いてきて、偶然出会うことがけっこうあることは、何度か経験している。ともかくも、ご同慶の至り。ボディーのみの入手という事なので、早く完成された姿を見たいものだ。

2月12日(月・休)

天気もいいし、まあこの辺でワンカット、という日和。D50の標準ズーム、AF-S NIKKOR 18-55mmf3.5-5.6Gは、マクロにすると、周辺の歪みと画像の流れが目立つ。前は、そんなモンか、と思っていたが、最近は妙に気になってしょうがない。ということで、マニュアル用のマクロレンズで撮影してみよう、という気に。久々に、Micro-NIKKOR 55mm f3.5を取り出し、D50に装着。この互換性が、Nikonのデジタル一眼の魅力だよね。フォーカススクリーンも明るく、マニュアルフォーカスも充分合わせやすい。35mm換算で、85mmぐらいの感じになる焦点距離も、なかなかいい感じ。もちろん、外観もピッタリ。カニの爪つきのレンズがついてると、フイルムカメラみたい(笑)。それと、トライ・アンド・エラーで、細かく露出を変えて、その描写の違いを見ながら撮影できるというのも、デジカメとマクロは相性がいい。さて、マイクロニッコールは、もともとコントラストが強めの描写をするレンズだが、デジカメで撮ると、一層それが強調される感じ。このトーンを、どう活かすかがカギですなあ。

2月11日(日)

今日は、昨日と一転して快晴。ということで、モジュール用のパネルの塗装に踏み切る。こういうものは、溜めちゃダメで、少しづつでも前進させないと。ということで、今週は塗装。前にモジュールを作ったときのスプレー塗料が残っているので、買わずとも、それで充分塗れてしまう。これで、予定通り3月の例会までに、少なくとも線路配置の位置決めは行けるし、ウマくすれば線路敷設までやれるかも。

2月10日(土)

Models IMONの新入荷品の情報を見ていると、バックマン・チャイナの新製品で「守車」が出ているではないの。最近中国モノは、22系客車のバリエーションをはじめ、予告なく新製品が出てくる。過去の例からすると、あったときに入手しておかないと、次、いつ出てくるか読めない。ということで、出かけたついでに、原宿にて購入。もちろん、塗り替えではできないので、完全オリジナルの製品。なかなかよくできていて、一台いるだけで、中国らしさがにじみ出てくる。けっこう、ポイントの高い製品だなあ。

2月9日(金)

基本的にいつも通過なのだが、天賞堂の3階に、妙に人出が多い。見るとプラ製ワキシリーズが、揃って出荷になった様子。予約していたのか、見るそばから買って行く人がいる。それだけでなく、なぜかキハ20、キハ22も在庫が積み上げてある。これもまた、購入すべく試走させているヒトが。なんか最近の3階の客足って、趣味誌の店頭発売日(これはぼくも利用しているが)と、プラ製量産品の発売日だけという感じだなあ。

2月8日(木)

先週売りの日経ビジネスの、連載記事「団塊700万人が動く」は、男の「おひとりさま」動く、と称して、オヤジ・ターゲットのホビーの特集。といっても、担当者が鉄分が濃いのか、5つあげられた事例のうち三つが「それ系」。碓井峠鉄道文化むらのEF63の体験運転、銀座バーパノラマ、天賞堂のサウンド付きD51ときて、あとはキットカーと高級自転車。まあ、中高年オヤジのごく一部に、極めて購買力の高い層がいることは、中古カメラのブームあたりから目立っていたので、今に始まったことではないが、ホビー市場からみるとあなどれない購買力であるが、一般商品の市場からみると誤差のうちみたいなものなので、なんかはしゃぎ過ぎの気もするが。

2月7日(水)

いろいろと斯界の話題になっていた、NHK教育テレビの趣味悠々「鉄道模型レイアウト」。偶然にも、第一回を見ることができた。オメガセントラルをはじめ、天賞堂舞浜店店頭でのロケが半分以上。まあ、ホスト役の諸星さんも、製品開発等で天賞堂とは浅からぬ関係があるし、協力・天賞堂というのも、むべなるかな。いろいろなところで、最近の天賞堂「らしさ」がにじみ出てましたが。内容は、オヤジターゲットに絞りこんだもので、まあ、初回としてはこんなものかな、というところ。車輌ではなく「レイアウト」と絞りこんだところと、諸星さんの持ち味がどう出てくるか、ちょっと楽しみではある。

2月6日(火)

家の片づけの一環で、HOスケールのパーツ類の整理。パーツは、昔、16番やってた頃に、「必要な時に限ってない」という苦い体験を何度もしただけに、使えそうなのを見つけると、つい買っちゃうクセが。その成果か、整理するとけっこういろいろとたまっていた。どこに入れようか、と思ったのだが、伝統の、30年前に16番のロストパーツの整理に使っていた、引き出しケースを整理し、ジャンクパーツを別建てにして、ここに仲良く同居させることに。元々入っていた、16番用のニワのロストとかもついでに整理したけど、これも、予想以上にいっぱいあるなあ。まあ、管継手とかは使えるんだけどね。

2月5日(月)

千葉ディスティネーションキャンペーン記念で登場した、千葉・木更津間でのD51498の運転だが、どんな感じだったか、とか思う前に、線路乱入でニュースネタになって映像出まくり。それにしても、60代のジジイが、線路の中に横たわって写真撮ろうとした、って言う話には開いた口がふさがらない。全く、迷惑な。ジジイだからもう死んでもかまわない、ってワケじゃないんだろうが。いっそ、ひき殺してやればよかったのにねぇ。

2月4日(日)

交換駅モジュールについては、次回の打ち合わせまでにはある程度具体化させるべく、「鉄は熱いうちに」とばかりに、早速パネルを入手。前回の経験で、どうやったら自分の背中を押して追い込めるか、段々わかってきた。要は、躊躇する前に前に進むべし。基本的な構想はできているので、線路を置いてみて、シーナリーやストラクチャをどうしようか、という点だけなのだが。

2月3日(土)

本日は、家の内装で、1/1の製作作業(笑)。その前に、ワンカット。またもや、例の改軌モジュールの出番。おもむろに、線路脇からのカット。線路の余裕を残して乗っかる蒸気機関車というと、C12、9600、8620ぐらい。C12と9600は出まくっているので、今回は8620で。8620というと、個人的には房総東線(外房線)の貨物が記憶に残ってたりするけど、外房線って、イメージほどには海辺を走る区間はないんだよね。8620で水辺というと、海なら五能線、松浦線、川なら昔の川線、というところでしょうか。

2月2日(金)

公約のモジュールの交換駅化を進めるべく、手始めに、使用する予定のPECO製のポイントを入手すべく、帰りがけにFABへ。運良く、左右とも最後の在庫がひとつづつ。早速、買い占める。この手のモノは、机上の設計通りに出来ることはまれで、やはり現物がないと、ちゃんと動くプランにはならないからね。カーブモジュールは、立候補があったということで、最悪やってもいいかな、と思っていたのだが、当面は駅の分岐部分(といっても、2モジュール作らなくてはならないのだが)に専念すればよさそう。

2月1日(木)

Blog「東山鉄道模型非同期通信」のトンロー太郎さんに、実はあの車輌狙ってました、とBlogでチェックされてしまった(笑)。まあ12mm関係のモデラーは、昔から店頭とかでかち合わせるコトが多かったので、かなり顔を知っている率が高かったのだが、最近はWebやBlogやっているヒトも多く、誰が何やったか、すぐ知られちゃうからなあ。まあ、この手の極みは、Models IMONのPOS データなんだろうけどね(爆)。池崎店長とか、顔合わすと「先週○○お買いになったでしょ」とか言われるくらいで。


(c)2007 FUJII Yoshihiko


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