「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2010年3月-




3月31日(水)

レモン社の鉄道模型部門の移転は、業務の不振による撤退かと思っていたら、あの店が入っていたビル自体が、建て替えになるみたい。気がついたら、1・2階に入っていた、大家とおぼしき中華料理店が、閉店していた。まあ、コスト削減の要素はあるにしろ、この時期に、という原因はそちらのようだ。確かに、戦後すぐぐらいに建てられた感じの、古い建物だったからなあ。

3月30日(火)

工事中の東京スカイツリーが、338mに達して、東京タワーを抜いたというニュースが、新聞やワイドショーで持ち切り。しかし、完成時の634mというのは、ある意味すさまじい高さで、模型で考えてみると、Nゲージで4m以上、HOスケールだと7m以上。とても作れないし、置いとけないサイズ。Nでも、「吹き抜け」がないと屋内には入らないことになる。Nのトラス構造物の大家である大野さんの話によると、Nでスカイツリーを作った場合、並の模型用の材料では、剛性が自重に負けて自立できないのではないかとのこと。チタンか炭素繊維かで、誰か作ってみませんか(笑)。

3月29日(月)

本日売りの週刊東洋経済(4月3日号)は、特集・鉄道新世紀。ダイヤモンド、エコノミストに続く、経済誌の鉄道特集3弾目。どこにも「鉄」な編集者がいる、ということかもしれないが、3誌目というのは、ちょっと食傷気味か。流石にラストランナーなので、多少はユニークな切り口を見せて、経済雑誌としての矜持を示している感じはするが、全く新鮮な企画とまではいいきれないのが辛いところか。雑誌記事としては、経済誌の特集という意味でも、マニア的な視点からも、最初のダイヤモンドの特集が一番インパクトがあったのではないだろうか。

3月28日(日)

ベテランモデラーとの雑談。鉄道模型の趣味人たるには、模型趣味のマイスターであるだけでなく、同時に鉄道趣味のマイスターでもなくてはいけない。それを前提とした、最近の構造的問題。模型趣味の裾野が狭まっていることは確かだが、模型マイスターの実数自体は、それほど昔と変わっていないと思われる。その一方で、鉄道趣味の裾野は拡がっているものの、鉄道マイスターは減っているんじゃないか、ということ。確かに、若い層ではそういう傾向が顕著に見られる。いいとか悪いとかではなく、実は純正の「鉄道趣味人」を増やすコトが、真の意味の鉄道模型の趣味人を増やす王道なんだよね。

3月27日(土)

久々の晴天なので、恒例の花見の散歩。コースも、自宅を中心にした、毎年おなじみのコース。例年より早い開花宣言から一週間経つが、今週は気温が低い日が多かったので、けっこう持っていて、まだ3分〜5分咲き。これなら、来週末も楽しめそう。これまた恒例の中目黒のカットは、いつもの代官山よりの目黒川ではなく、祐天寺よりの蛇崩川遊歩道のところ。そろそろ早くも淘汰が始まった9000系と、引上線のメトロ03系。駅構内に入るところなので、それなりに減速しているとはいえ、電柱とカーブミラーのわずかなスキ間に顔が見えるようにタイミングを取るのは、それなりにコツがいるところ。

3月26日(金)

一般紙、経済紙各紙とも、昨日JR貨物が開発中のハイブリッド機関車HD300形式の報道公開が、製造を担当する東芝府中事業所であったのを受けて、社会面、経済面に記事掲載。かなり大きな扱い。どちらかというと、車輌よりは「環境にやさしく、CO2排出量がすくないJR貨物のロジスティックス」のパブリシティーという感じなので、いわゆる「鉄記事」とは違うかも。とはいえ、趣味誌も取材に来ていたようなので、そういう意味では鉄分はある記事ではあるが。

3月25日(木)

久しぶりに京浜急行に乗ると、蒲田駅付近の高架化工事がずいぶん進んでいる。高架の路盤部分は、ほとんど出来上がった感じ。調べてみると、5月には上り線が高架に切替だという。ということは、駅ももう出来上がっているんだろうな。まあ、この手の工事は「柱が立つまで」が大変で、それ以降はサクサク行くモノだが、それにしても早い。しかし、完成すると都内の区間はほとんど高架化してしまい、あの猥雑な雰囲気がなくなってしまう。それも京急の魅力だっただけに、何か残念。

3月24日(水)

「国鉄時代」の付属のDVDだが、今回の映像は、釧網本線・根室本線、飯山線・木次線、会津線・只見線・日中線。実は、これらの線区って、個人的にはスゴーく苦手なところ。なんか、気分が落ち込んで滅入るんだよね。だから、当然撮影には(物理的には行けたけど)行っていない。確かに風光明媚で、個性あふれる風土だし、人気が高く熱烈なファンがいることはよくわかるけど。極度なワビサビって、体質的に会わないみたい。地縛霊がいる、みたいな。今回に限っては、あんまり封を開けたくないなあ。

3月23日(火)

「国鉄時代」を購入。特集は、昭和50年。確かに、この年の夏には、室蘭本線と夕張線に、最後の撮影旅行に行っているけど、ここでピークが来てたヒトと、もう半分燃え尽きた感じのヒトと、けっこう印象が分かれる感じ。ぼくらぐらいの世代が境目というか、同じ世代でも、ぼくみたいに中学時代から蒸気の撮影旅行をはじめていたヒトと、末期になってはじめて撮影をはじめたヒトでは、全然見えている景色が違う。ましてや、3歳ぐらい下の、やっと最後にギリギリ間に合った世代とかなると、最後の最後まで、いや、最後になるほど熱くなってくる感じ。ちなみに、この時の撮影行では、それなりにカットは撮っているし、未開発の撮影地とか開拓したりしてはいるものの、全てブローニーカラーポジ一発録りでモノクロなし(ブロニカだけ持参)、観光地もけっこうついでに廻っているとか、撮影旅行としては、かなりユルい感じだし。

3月22日(祝・月)

千葉から戻ってきてから、ふと思うところあって模型店に。なぜか急に欲しくなった製品があるのだが、店で訪ねると、これが実にラスト2の状態。風の知らせというか、こういう「いいタイミングで欲しくなる」という経験が、けっこうあったりする。いつでも買えると思っていると、後手後手に廻ってしまいがちだが、それで手に入れそこねると、あとあとまで尾を引く痛恨の一発となりがち。そういう意味では、運がいいのかもしれない。

3月21日(日)

連休の中日。朝方は激しい雨なので、この時間を利用して、Nの常設お座敷の新幹線のところだけ、線路を磨いて走れるようにする。今回は、久々に購入したNの新幹線、N700系を走らせるのもやらないと。さすがに最近の製品だけあって、ディティールも走行も、昔の製品より一皮も二皮も剥けた感じ。頻繁に走らせまくっているヒト(どのくらいいるかはさておき)なら、同じ車輌でも、新しい製品に買い換える意味は充分ありそう。しかし、4輌基本セットは、なんとも寂しい。せめて増結4輌セットぐらいは見つけてやらないと。

3月20日(土)

庭の雑草抜きと、庭木への農薬撒きで、連休を利用して千葉へ。最近は、週末のスケジュールがタイトなので、なかなか行くチャンスがなく、やることが溜まってしまう。ということで、本日は作業中心。それにしても風が強くて大変。休憩時間には、古い趣味誌をランダムに引っ張り出して読む。記事自体にさほど興味なく、その記事があったことすら覚えていない記事はさておき、それなりに関心をもって読んだ記事は、それなりに覚えているから不思議。写真や図が印象に残りやすいのは当然としても、パイプ・スモーキングやミキストといったコラムも、ちゃんと覚えているモンだ。この辺が、脳の記憶の面白いところか。

3月19日(金)

趣味誌の店頭発売日。今月は、季刊ムックが出る月なので、買わなきゃいけないモノはおおいのだが、まとめて買っても一気に読む時間がないので、ここは時間差攻撃。まあ、ぼくの場合は模型・実物関係の各月にあったことの記録をあとから調べたい時のことを考え、習慣もあって「とれいん」だけ購入しているが、最近、趣味誌を購入しているヒトって、どういう動機づけなのだろうか。実物誌は、あるレベル以上のファンなら、当然知っているだろう情報の焼き直しだし、模型誌も、車輌資料という面はさておき、製作記事については、昔からそんなに親切だったワケではないので、これまたマンネリ化しやすいし。まあ、TMSみたいに、そのマンネリ自体を芸風にしてしまっているところもあるが。それにしても、遺産処分で大量の雑誌が放出されるたびに、定期購読者がまた一人減るんだよね。けっきょく。

3月18日(木)

JTBパブリッシングから、「ダイヤに輝く鉄おとめ」なる本が出ているのを発見。一見、「制服萌え〜」なオタク向け写真集という感じもするが、女性鉄道ライター矢野直美さんによる、JTB時刻表連載の同名記事の集大成。内容も、女性の職場としての鉄道に、女性ライターならではの視点から迫った、至ってシリアスなモノ。とはいえ、これが模型店の書籍コーナーや、趣味誌を直取引で店頭発売日に売り出す書店とかに陳列されているということは、よからぬ妄想を持ったヒトたちによって「消費」されるであろうコトもまた事実。まあ、こういう表裏二面性があるモノって、個人的に面白いと思うけど。

3月17日(水)

特急・新幹線関連で新しい車輌に乗ると、記念にNの車輌を購入することにしているので、N700系の出物があったら買おうと思っていたのだが、やっとKATOの基本セットを発見。KATOが東海の量産車、TOMIXが東海試作車と西の量産車という、妙な作り分けになっているので、結果的にはKATOのでOKなのだが、基本セットだけというのは妙に寂しいところ。4両増結セットは、単品の中古が出てくるとは思えないので、これだけはどこかで探さなくてはならないか。最近のは、サボとかキレイに印刷済で、良く出来てるのね。

3月16日(火)

広田尚敬氏の鉄道写真家60周年記念出版の一つとして、JTBキャンブックスから出た「永遠の蒸気機関車 Cの時代」を書店で発見して購入。記念出版連合企画で出た本は、極めて高価なものが多い中、1976年に出版された写真集の準復刻版ということで、手軽な価格のキャンブックスの一冊というのは、気楽に買えてうれしいところ。内容は、キャノンF1を駆使するようになった、蒸気機関車最晩年の2年間ぐらいの期間で撮影した写真で構成。ぼくの場合、蒸気最末期の状況は余りに忍びないものがあり、最後の半年は見るのがイヤで、まだ夢のかけらがのこっていた時点、九州は74年夏、北海道は75年夏、で撮影は打ち止めにしてしまった。そんなワケで、リアルタイムを知っているモノにとっては、廃止へのカウントダウンが聞こえている哀愁を思い起こさせて、とても侘しくなる写真集だ。

3月15日(月)

朝日新聞夕刊の社会面トップは、またもや鉄ネタ。最近は、ネタのない日は鉄ネタトップというのが恒例になっているのだろうか。今度は、山形新幹線400系の4月18日ラストランがテーマ。なんか、最近ではマスコミで煽ってる感じがなきにしもあらず。まあ、ラストランはトラブルのリスクもあるものの、いわゆる「オタク・マーケティング」で商機なのでパブリシティーという意味では、かなりメリットが多いことも確か。ところでこの記事、主題がつばさ号のカリスマ車内販売員、茂木久美子さん。そういえば400系ファンを公言する「鉄ドル」木村裕子さんも、もと車販だったよなあ。なんか、車販員と400系には、強い相関があるのかな(笑)。

3月14日(日)

昼から午後は、JAM関係。まずは、今年度のMP新規参加希望者への説明会をお手伝い。繰り返し参加していると常識化してしまっていても、実はけっこう貴重な経験だったり、グループ参加だとみんなで知恵を出せば何とかなるコトも、個人参加の方だとけっこう悩むんだな、と改めて発見。参加して欲しいヒト、参加すべきヒトが参加しやすくするためにも、こういう基本ノウハウの共有は重要だと実感。午後は理事会で、やっと今年度のJAM新体制がスタート。というより、11年目にして、新たな「組織」への脱皮を遂げたという感じだろうか。日本の鉄道模型界、鉄道趣味界において、より一層の役割と責任を果たすという意味では、いいタイミングで、いいシフトが組めたと、自信を持って言えるようにしていくことが重要だろう。

3月13日(土)

春みたいな天気。ちょっとワケあって、「笑撃(c)奥氏」の新幹線モジュールを引っ張り出してきたので、ついでに撮影。このモジュール30cm角なので、一個だけ取り出すと、極端に上下方向に広がってる。上から下まで均一な光を当てながら、列車もいい角度で撮影、というのは非常に難しい。というところで、新幹線中心で。しかし、こうやって撮ると、高架線しか見えないので、けっこう郊外の市街地みたいな感じだなあ。もともとは、鴨宮のモデル線区のあたりの感じで作ったんだけど。画題的には、非常にNっぽいんだけど、やはりHOスケールだとマッシブ感が違うなあ。

3月12日(金)

ということで「北陸」「能登」ラストランだが、撮り鉄のみならず、マスコミも加熱。テレ朝の報道ステーションでは、金沢駅から、両列車の発車シーンを入中でオンエア。これじゃ、どっちがアオってるんだか。しかし、こういう演出になると、決まって「ゆく年来る年」スタイルになっちゃうのね、報道番組って。それにしても、ぼくらからすると、北陸にしろ能登にしろ、ブルートレインやボンネット特急としてはメインストリームじゃないんだけどね。まあ、動態保存でも蒸気が煙吐きゃいい、みたいなモンだろうけど。

3月11日(木)

昨日の日経夕刊社会面のトップは、「『撮り鉄』にピリピリ 『北陸』『能登』12日にラストラン」と題して、関西で起きた鉄道マニアによる列車妨害事件をとりあげ、最近の上野駅などでの過熱ぶりを報道。まあ、これは実際に社会的な事件になっているので、いわゆる「鉄」記事とは違うが、これだけ大きく取り上げた裏には、やはり好きな記者がいるのだろう。しかし、ラストラン直前に異様に盛り上がる様子は、昔のマニアと違い、今の鉄オタは、やはりカタカナ「オタク」で、日韓ワールドカップの時に激増した「にわかサッカーファン」みたいに、祭状態になると乗り遅れるなとばかり湧いてくる。まあ、こういうノリが今の2〜30代では常識なので仕方ないといえば仕方ないのだが。

3月10日(水)

昨日の4階「祭」は、16番ということがわかっていたし、どちらにしろ都合がつかないのでパスしたが、けっきょく量産品のハコモノ中心だった模様。まあ、量は多かったようだが、いわゆる「蔵出し」的な目玉はなかったらしい。どちらかというと、引き取りに行くので8日は休みという方がメインで、それを早く売り切ろうという仕掛けのようだ。まあ、ある種の「釣り」かも。

3月9日(火)

今回の用務先は、西宮。まあ、直接阪急で行くのが筋だが、阪神なんば線もまだ乗っていなかったので、わざわざそっち経由で向かう。京阪の中之島線も乗っていないが、ものには順序というコトもあるし、ちょっとそこにも寄るだけの時間的余裕がないので、今回はカット。やはり雰囲気を盛り上げるにはプロセスから、ということで、鶴橋より近鉄に乗車。折りよくやってきた列車は、近鉄車。これで西大阪線の部分も、ちょっと違った雰囲気が楽しめる。まあ、新鮮部分はほとんど地下線なのだが、かぶり付きに行くと、真ん中と右の窓は、遮光幕がかかっていないので、それなりに展望はある。しかし、地上に出てからの遮音壁に囲まれた状態は、なんか不思議。途中、橋の上だけ一瞬壁が途切れて、妙にホッとしたり。阪神の地上区間に入ると、改めて近鉄の車輌限界も、いわゆるインタアーバン規格であることを、改めて実感。阪神車と並ぶと、「細長い」感じが一段と目立つ。西九条から線路が伸びたのを見ると、五反田から線路が伸びないかな、と、つい思ってしまったり。で、帰りは阪急で梅田に着くと、阪急100周年記念のラッピング車が。3月10日が、100周年記念日なのね。鳳蘭さんがキャンペーンキャラクターというコトもあるが、ラッピングも妙に「タカラヅカ」っぽいのは流石。ということで、ケータイでワンカット。

3月8日(月)

この数年、なぜかなかった関西方面への出張。ということで、今ごろになってN700系に初めて乗る。まあ、どうせチャンスはあるだろうから、ってことで、新幹線はわざわざ乗ってみるもんじゃないからね。で、感想。車内での震動や騒音の遮断は、新幹線車輌としては秀悦。新幹線は細かい震動と騒音が多くて、ぼくの場合シラフだと居眠りできない(飛行機の中でも同様)し、500系に至っては、グリーン席で酒が入っても寝れなかったりしたのだが、帰りなど、シラフのままウトウトしてしまったぐらい。座席は、確かに航空機用のように機能一点張りという気もするが、逆に、座席幅や座席間隔の余裕が強調される感じで、普通車でも座りごこちは楽。この面では、航空機に対し、かなり差をつけたのでは。あと驚いたのは、振子の効きかたが、けっこう強いこと。振子が働いていることが、G感の移動だけでもはっきりわかる。さらに、すれ違っている時など、相手の車輌の見え方が全く違う。そういう意味では、この効果もかなりのものでは。今のままでも、まだ数分は詰められそう。

3月7日(日)

さて、解題。一つ目のカットは、鉄道写真初心者が、はじめて撮影旅行に行って撮るカットというか、ダイヤも撮影好適地もわからない状態で、線路際から撮る「バッタ撮り」というか、まあ実物写真としては定番中の定番という構図。二つ目のカットは、線路脇の1m〜1.5mぐらいの切通しというか擁壁があって、その中から撮るのは危ないので、上に登って半俯瞰で撮ったという感じの、これまたワリとある構図。実物の「撮り」の経験をある程度持っている方なら、手前側の地形をこの構図から、前者は平坦、後者は盛り上がっている、と判断するだろう。特に経験の多い方なら、前者の構図から、「これだけ山がちのところで、平坦な地形が開けているということは、手前側には駅があるに違いない」とまで想像できるかもしれない。ところで、走らせるのを目的に作ったレイアウトやモジュールでは、前者のようなカットは極めて撮りにくいのだ。つまり、カメラ自体が車輌よりデカく、コンデジでもストラクチャ一軒分くらいあるので、レイアウト上ではこの角度から撮りようがない。実際、前者のカットは、この構図を実現するため、線路面とレンズの光軸が近くなるところまで、ジオラマの方を持ち上げて撮っている。そう、地面が切れているというか、実物で言えばカメラを掘り下げたところにセットできるような構造でなくては撮れないのだ。さらに言うと、ジオラマ自体も、そういう角度から撮ってアラが出ないようなトリックを前もって仕込んでおかないと、モロにパネルや構造物が写ってしまうことになる。実は、この両カット自体もちょっとトリックがあるのだが、機関車のボイラの軸が、構図的に上向きか下向きかというのさえ明確に出せれば、見る人は撮影者のカメラの位置の違いを想起してくれるということを理解していれば、そのアタリは見抜いていただけると思う。そういう意味では、固定レイアウト上でも、ケータイに組み込まれているカメラモジュールとかを取り出して専用カメラを作れば、「見上げる構図」もそれなりに不可能ではないだろう。それとも誰か、人形にケータイ用カメラを組み込んで、「本当に撮影する人形」とか作らないかな。あ、三脚に複数台のカメラを取り付けた様子を模型化したのに組み込んでも面白そう。

3月6日(土)

本日は、昼にリハ仕込みで、夜にパーティーライブというスケジュールに付き、鉄分なし。明日も家事が忙しく、鉄分は取れそうにない。ということで、こういう時用のスペシャルネタを展開。レイアウトやモジュールと、お立ち台系のジオラマは、何が違って、どう違えなくちゃいけないのか、というお話。まずは作例写真から。またもや渓流のジオラマだが、このために意図的にカットを撮ったので、まずはそれから。特に二番目の作例は、2月20日のと同一コマなので、比較のためとはいえ同じでは能がないので、ひとまず3:2のノートリミング、色調補正なしでお届けします。

3月5日(金)

思うところあって、JAMコンベンションに向けたHOMP新企画の構想・打合せ。今回は立場もあるので、「参加クラブが楽しむJAMコンベンションではなく、いらっしゃったお客さまが楽しめるJAMコンベンション」にふさわしい「出し物」というスタンスが必要になってくる。そのための材料なのだが、ひとまず大ネタが仕込めそう。ご期待ください。

3月4日(木)

JR東による、EF510-500の記者発表。午前中が、旅行企画の一般向け撮影会。午後が記者発表という、珍しいパターン。そういう流れなので、一般紙にも、いかにもファン向けという感じの、EF510、EF81、EF64の並びが掲載されていた。リリースでは、話題の「カシオペア塗装」も発表。EF81の色面構成みたいな塗装ではなく、E26系と併せた銀基調の塗装。これはこれで編成美として、けっこう人気が出るかも。

3月3日(水)

レモン社の鉄道模型コーナーが、本日より、昔懐かしい銀座教会8Fに移動。スペースは、多少小さくなった感じ。タマは変わらず。それより、ライカやハッセルの中古コーナーを久々に見たことのほうが面白いかも。で、天4は、来週の月曜8日が臨時休業で、9日から大放出祭だと。きっちり入場制限しますとの告知。何かどちらかというと、「煽らないと盛り上がらない」というような感じだなあ。お大尽も、もう鬼籍に入るべきヒトは入っちゃった、ってことなのでしょうか。

3月2日(火)

Webのニュースをみていたら、JR北海道が「トレイン・オン・トレイン」と称して、在来線の車輌を、そのまま新幹線サイズの貨車に載せ、青函トンネルを新幹線として、200km/h以上で通してしまう技術の開発をしているとのこと。三線での運用より、線路容量が増すのは確かだが、それだけでなく、比較的ダイヤに余裕のある区間では、新幹線の線路を利用した高速貨物の運用、という全く新しい可能性を開拓しているコトも見逃せない。極端な話、北海道で言えば函館-札幌間の在来線を廃して、新幹線だけにしてしまっても、貨物のインフラとしては問題がなくなってしまうではないか。コレを押し進めていけば、過疎区間の新幹線計画に対して、革命的な影響があるかもしれない。あなどるべからず。

3月1日(月)

今日から3月。例によって、昨日の500系のぞみ、東海道新幹線ラストランは、各紙の社会面でとりあげられたけど、例の津波騒動で新幹線もダイヤが乱れたし、全体の盛り上がりはイマイチかな。そもそも、500系自体話題性は高かったけど、そこまで深く人気があったり、人々の思い出の中に残っていたりというワケではないだろうし。個人的にも、狭い、乗り心地が悪い、と、あえて乗るのが目的じゃなければ、どちらかというと避けたい車輌だったし。


(c)2010 FUJII Yoshihiko


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