hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2012年2月-




2月29日(水)

うるう年の、2月29日。ちょっと前に入手したジャンクの9600は、ひとまず応急処置で最低限の形は取り戻したので、当分現状でおいておくことにしたが、少なくとも窓ガラスとか石炭とかは積んでおきたい。塗装を剥して改造したくなったらすぐできるようにしておきたいので、石炭は固着するわけにはいかない。ここで強い味方が、天賞堂のダイカスト製蒸気用の「レジン石炭」。黒い樹脂なので、切って整形できるんだよね。C62用なら、12mmの蒸気は全てカバー可能。ということで、これを炭庫の寸法に切り出し、カパっと嵌めれば、一丁あがり。けっこう、これ、素材として使えるんだよね。

2月28日(火)

家に帰ると、ネコパブから「鉄道車輌ガイドVol.8 現役時代のC61〜ライトハドソン活躍の頃〜」の掲載誌が届いていた。こういうのが出るという話も知らなかったが、掲載されたのは、この前の「鉄道車輌ガイドVol.6 C61 20と仲間たち」の時に提供したポジなので、基本的にはこの2冊が兄弟誌で、コンテンツが集まったので、2巻に分けて発行したということなのだろう。しかし、惜しいのは、誌上に掲載されていない機番で、写真があるのがあるということ。それにしても、やっぱりC61って人気なんだろうな。

2月27日(月)

どうも世の中には、「車輛の大きさと、価格は正比例の関係でなくてはいけない」と思っている人が、けっこう多いらしい。特に、16番をやっている人には、この傾向が強いようだ。タンク機はテンダ機より、D級機はF級機より、安くなくてはイケないし、貨車は客車より安くなくてはイケないというワケだ。ナロー機は本線機より安くなくてはいけない、というのもあるらしい。しかし、模型の価格のかなりの部分は「工賃」なので、製作に手がかかるものは高く、手間がかからなかったり、機械でサクッとできてしまうものは安い、というだけのことで、大きさは関係ないと思うのだが。グラム売りの肉じゃあるまいし。

2月26日(日)


本日は、JAMの年次総会と総会併催イベント。昨年は、イベントでどれだけ会員を増やせるかという試みを行ったが、今年は、会員向けにコンベンションと連動した内容で開催。講演は、ジャンク再生の林信之さん、千樹会の吉澤三喜男さん、鉄ちゃん倶楽部の滝川晃さんという、人気MP出展者に裏話を聞く企画。あと、コンベンションでも本部企画として実施しようかというプレサーベイも含め、牽引力コンテストと最高速コンテスト。理事にも再選されましたので、また2年間、よろしくお願いします。

2月25日(土)

ちょっと必要性があったので、いまさらTwitterとFacebookのアカウントをとりました。Twitterは、boogiefujii。Facebookは、藤井良彦。フォローしてくれたり、お友達になってくれる方が増えたら、「街で見かけた出物情報」とか、リアルタイムで流そうかとも思いますので、よろしく。

2月24日(金)

某模型店に、「79618号機の昭和13年岩見沢機関区時代」という、16番の模型店特製品が出ていた。96マニアのヒトならすぐにわかるが、倶知安の二つ目でおなじみの79618号機は、その晩年の姿は、機番から想像される姿とは異なる。たとえば、この番台の9600は、最初から空制装備で作られたので、ランボードは中中(あるいは中高とも)出なくてはおかしく、この点79616号機は納得できる。その模型は、中中で給水暖メ機をつけている姿なので、ある意味説得性・蓋然性はある。しかし、当該時代の装備を示す資料は、未だ見たことがない。何を参考にして作ったのだろうか。けっこう謎である。

2月23日(木)

ジャンクといえば、さすがに「エッチング板状態にまで戻して曲げ直す」様な、バラキットを組むより手数がかかるような再生はやらないが、ぼくの言う「筋のいい」ジャンクや仕掛を仕上げるのは、ワリと好きだったりする。まあ、ここを見ているヒトなら、先刻ご承知だとは思うが。で、逆説的だが一番悩むのは、ちょっと手を加えて、曲がったところを直したり、取れちゃったりなくなったりしたパーツを取り付けたり(理解しがたい部品を外すというのもあるが)して、タッチアップやウェザリングをすれば、一応形になっちゃうぐらいのヤツ。最初は、塗装を剥して大々的に修理・改造しようと思っていたのが、そこそこ形になってしまうと、そのまま数年たって、「こいつはこういうもんだ」という気になってしまう。もうそういうのは、多分そのままだな。まあ、自分で納得できているということだから、それはそれでいいんだけどね。

2月22日(水)

さて、ジャンク大会が、その後どうなったのか気になったので、ちょっと覗いてみた。けっきょく、ハコモノの残りで「一山9500円」みたいなのがまだあったが、機関車関係は大体はけてしまっていた。恐るべし。まあ、マニアの中のマニアというか、「好きモノ」はどの世界にもいるので、この情報化の世の中、mailやtwitterとかで、しかるべき人たちにきっちり情報は届くということでしょう。まあ、作りがヒドいというだけで、被災して潰れたとかいうのとは違うので、部品取り用というヒトもいるだろうし。

2月21日(火)

昨日、今日と、天4ではおびただしい量の16番のジャンク仕掛りが出品され、異様な熱気。昨日が、EL、SLを中心とした機関車、今日がEC、PCといったハコモノという感じで、合わせて100輌以上は出ていた。それにしても、どれをとってもかなりヒドい状態で、ショーケースから出してはもらうものの、現物を見て引きまくっている人も多い、といえば、その実情は大体想像できるだろう。価格こそ状態相応だが、あれを「再生」するのは、バラキットを組むのより手間がかかりそう。しかし、どうやったら、ああいう状態になるのかねぇ。

2月20日(月)

週刊東洋経済が、またまた鉄道特集。「鉄道再起動」と題して、80ページにわたる大特集。これで3度目か。今までの特集で取り上げられなかったテーマを、幅広く網羅している。またやるってことは、今までのがけっこう売れてるってことなんだろうね。まあ、鉄分が濃い人がいるというのもあるんだろうが。ところで、週刊東洋経済って、京浜東北線の車内で、編集長が痴漢で捕まったよね。次は、鉄道と切っても切り離せない関係にある、痴漢の特集でもするのかいな。

2月19日(日)

本日は、JAMの月例理事会。鉄分は濃い日だが、趣味分は薄い一日。ということで、朝の一枚。出物でみつけた、信号所。めずらしい、やすらぎ工房製の完成品。ちょっと壊れていたところを補修して、なんちゃってで記念撮影。しかし、信号所は、こういうお立ち台撮影にはいいけど、これが立ってておかしくない駅って、相当にデカいからね。レイアウトでもモジュールでもいいけど、作ったら大変だよね。

2月18日(土)

実は、昨日が趣味誌の店頭発売日だった。17日は、基本的に最短コース。でも最近は、けっこう17日に出てくるなあ。ギリギリでオンライン入稿しても対応可能な、DTP印刷になったというのもあるんだろうけど。で、二日連続で、今度は山陽本線で衝突事故。「スーパーはくと」とトラックだが、なんと場所が構内踏切で、相手も出入り業者。おまけに、過去何度か事故がおきているというていたらく。なんてったって、西は前科持ちだからななぁ。

2月17日(金)

16日の夜、石勝線東追分駅で、貨物列車が安全側線に突っ込む事故が発生。機関車はスノーシェッドに衝突し、4輌が脱線。機関車は、DF200。機関士は、ブレーキをかけたが、効かなかったと証言。また北海道、また石勝線かよ。JR北海道は、キャッシュフローがキツいのは確かだが、なんかちょっとヤバいんでないの。

2月16日(木)

Van Halenの久々の新譜が、David Lee Rothのこれまた30年ぶりぐらいの復帰と合わせて話題になっているが、このジャケット、なぜかNYCのJ-3a一色。表も裏も盤面も、これでもかというぐらいのアップのビジュアルで固めている。まあJ-3a自体、流線型時代の象徴といえないこともないが、Van HalenといえばLAベースなので、AT&SFの3460とか、SPのGS-4とかのほうがしっくり来るかもしれない。で、ライナーノーツを見ると、なんとチャレンジャーの挿絵まで。うむ、ヤツらけっこう「鉄」なのかも。

2月15日(水)

名古屋で、「撮り鉄」が新幹線の築堤に登り、フェンスから身を乗り出して撮影しようとしたため、新幹線の運転を一時中止。13本の列車に、最大25分の遅れが出るという珍事件が発生。しかし、新幹線で線路際から撮るかなあ。場所的には、枇杷島の手前の庄内川の橋のあたりのようだが、最高速ではないものの、名古屋駅とはまだちょっと距離があるので、速度もけっこうあるので、至近距離で撮るのは二重の意味でヤバいと思うのだが。

2月14日(火)

ドールハウスや建築模型、ジオラマなどで知られる立体絵画作家芳賀一洋氏と、氏の主宰する「渋谷クラフト倶楽部」メンバーの作品を集めたグループ展が有楽町で開かれており、メンバーの中には知人もいるので、昼休みを利用して訪ねてみる。詳しい内容については「Gallery of the Week」を参照していただきたい。芳賀氏の活躍は、アート系のメディアでも取り上げられるほど知られており、それだけに、単なる模型と、表現としての作品を分かつものは何かなど、いろいろ気付かされることも多く、刺激になって面白かった。ある種、視野の広いヒトはさらに広く、狭いヒトはさらに狭くなってしまう、踏み絵のような世界である。これに共感される方は、ぜひ見に行って欲しいと思う。

2月13日(月)

10・11・12と、「SL内房100周年記念号」の本番が、千葉みなと-木更津間で運転。「撮り」の皆様のBlogを見る限りでは、なかなか盛況のようで、天気も好天だったし、イベントとしてはなにより。個人的には動態保存蒸気そのものには、あまり関心はないのだが、鉄道イベントとしては、やはり盛り上がってくれた方がいいし、次の企画にも繋がるので、人が集まってくれるに越したことはない。まあ、切符が手に入ったら乗ってみたい、という程度の関心はあるのけどね。

2月12日(日)

家の用事が昼までに片付いたので、午後はちょっとお散歩。羽根木公園でやっている、恒例の世田谷梅まつりに行ってみる。その時の「行きがけの駄賃で」、梅が丘駅でちょっと撮影。線形と光線状態、屋根の具合等々、極めて撮りにくい。ホーム上に緩急線分岐があるのも面白いと思ったが、その部分はホームが立ち入り禁止で、長玉がないと撮りようがなく、例のペン+45mmでは手が出ない。今回は復活色の7000系がやってきたが、画面を見て撮ると、やっぱりちょっとシャッターが遅れる。フルスピードではないので何とかなるかと思ったのだが、手すりとカブってしまった。多分、この差ぐらい、表示にラグがある感じ。天気はいいが、気温は寒い。梅まつりは、全部つぼみ状態。下旬で充分見ごろかな。

2月11日(祝・土)

珍しく、固定祝日が週末とカブる。休みを一日損した感じ。本日は、所要が多く鉄分なし。とはいえ、ふと思って「記憶の中の鉄道風景」に、去年の12月に写した、現在の「実家の裏」のカットを付け加える。これまた例のオリンパスペンでとったものなので、本文中にも書いたが、ハーフ判発掘シリーズを終わるに当っての、ペンに始まり、ペンに終わるという、ある種のオチでもありますが。

2月10日(金)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。今回は、この数ヶ月続けてきたハーフ判のネガ発掘の最終回。今回は、このシリーズでもすでにおなじみの、子供の頃いた実家の裏で撮影した中央線の特集。今回の途中から、35mmフルサイズで撮ったカットになります。とはいっても、35mmフルサイズの掘り出し物もまだまだあるので、先史遺跡発掘シリーズはまだまだ続きますよ。

2月9日(木)

最近ウワサの、αモデル製「ペンシルドリル」。売っている店を見つけたので、早速購入してみる。まだ実用には供していないのでなんともいえないが、小型で、ブレも極小なので、ピンバイスの手作業に変わるものとして、けっこう使えそう。金属でも、0.3tとかの薄板なら充分こなせそうだし。特に、ぼくがよくやるレトロフィット加工には、威力を発揮しそう。モーターツールも何種類か持っているし、小型のボール盤もあるが、似て非なる工具として考えた方がいいみたい。けっこう楽しみ。

2月8日(水)

天賞堂の3階売場で、なんと、カツミのハコモノ車輛フル編成をお買い上げのシーンに出くわす。まあ、どこかでお買い求めの方がいるから、製品が出てくるワケで、それなりにお客さんはいらっしゃるのだろうが、直接その瞬間を見たのは、出戻り後十年以上経つが、初めてという気がする。機関車のお買い上げシーンは、いくら高いのでもけっこう見るし(まあ、自分でもやっている)、編成モノも、IMON製12mmのならフル編成お買い上げも何度も見ているのだが。ちなみに、ワリと地味目な普通の中年オッさんでした。

2月7日(火)

今週末の運転に備えて、先週末にC6120号機が千葉入りして、試運転を行った様子が、「撮り」の方々のBlogにいろいろ掲載されている。千葉とC61というのは、蒸気機関車の現役時代を知っている者にとっては、なんか不思議な組合せなのだが、まあイベントという意味では面白いのかも。製造時の計画としては、幹線から格落ちしたC61で、亜幹線のライトパシフィックを置き換える発想もあったので(改造されたカマはないが、C62と同様、軸重軽減も可能な設計)、全く無謀というワケではないともいえる。しかし実際は、図らずも日豊本線で証明されたように、昔の線路の弱点は軸重より横圧にあったりするので(DF50の最大軸重は14.5tに対して、C61は13.7tだが、南宮崎以南で定期運用にはつけなかった)、所詮は絵に描いた餅だったのだが(E10の転用が利かなかったのもこれ)。それが計画として通ってしまったところに、車輛部門と施設部門で極端にタテワリになった、旧国鉄の官僚的なところが見て取れたりして面白い。

2月6日(月)

本日の朝日夕刊社会面のトップは、久々の巨大「鉄」記事。「鉄道レトロづくし 東京・浅草駅、開業時の姿へ 「個性的」昔の車輛も続々」と題し、7段ぬき、ほぼ社会面記事の半分を占めるビッグさ。内容は、復元された東京駅のレンガ駅舎が、3月から養生シートが取り払われて全貌を見せることと、東武浅草駅の外壁がスカイツリーに湧く浅草の名所として開業時の姿に戻ることを中心に、レッドアロークラシック、銀座線新1000系、ロマンスカー7000系、リゾート21の旧塗装復活など、レトロ意匠の車輛の話題をかませたもの。どれも、既報のものであり、今載せる必然性も余りないのだが、きっと平和なんだねぇ。

2月5日(日)

FABで特注仕上げを頼んでいた、キハ30が上がってきた。特注ついでに、キハ35系は北九州にもけっこういたので、番号・配属を直方気動車区にいたヤツにしたのだが、この配置区名のインレタがなんともクセモノ。1/87の配置区名インレタは、ModelsIMON製のがあるのだが、これが管理局名の漢字と、配置区の略号が別の上に、配置区はカタカナを一文字づつ貼ってゆくスタイル。自分で貼るんじゃ絶対にやりたくないが、仕上げをお願いするのならこれ幸いと頼んじゃう。まあ、こういう流れならではということで。

2月4日(土)

模型店で雑談。けっこうよく話題になるのだが、模型周辺には、世間一般より「発達障害」っぽい方々が、有意に多いという話。模型に限らず「作るホビー」には、手先一筋の職人みたいなヒトが多くいるし、こういう人たちの中には、確かにコミュニケーションの不得意なヒトも多い。が、それだけではなく、クレーマーみたいなヒトとか、妙に馴れ馴れしくするヒトとか、なんでも他人のせいにしたり他人に依存したりしたがるヒトとか、そういう人間関係のユガんだヒトもかなり目立つ。模型屋さんは、秦野の事件以来、対応によっては命の危険もあるので、笑い事ではないようだが、こういう方々、よくお店に来るワリに、決していろいろ買ってくれるお客さんではないことが多く、この面でも、招かれざる客であるようだ。

2月3日(金)

ネコの鉄道車輌ガイドVol.7、EH10が出ていた。それも、一般書店に並んでいた。個人的には、EH10ってなんか中途半端な感じで、あんまり好きな車輛じゃないんだよね。モハ72・クハ79の920番台もそうだけど、過渡期に作られた、「外観は新しい要素を取り入れているが、メカニズム的には旧型」って、なんかヌエみたいで親しみが湧かない。旧型は旧型らしく、新型は新型らしくというのが、個人的好み。だから、旧型電機はやはりデッキ付きがいいし、新型電機ではLP403一灯のは余り好きでなかったりする。まあ結局は、育った時代の問題なんだけどね。

2月2日(木)

まだ臨時列車があるせいか、JR西の運用が残っているせいか、今ひとつ社会的話題にはなっていないが、昨日をもって、東海道新幹線のJR東海300系の定期運用が終了。300系が登場したのは、一番鉄分がなかった時期だが、登場直後に出張でワザワザ乗ったのもなつかしい。最後に300系に乗ったのは、おととしの夏に奈良に行ったときの帰りか。かつては、0系で0系を置き換えるということをやっていたので、余り目立たなかっただけで、けっこう新幹線の車輛の寿命って短いんだよね。まあ、これから話題になるんでしょう。

2月1日(水)

この「「夢」を大人買い-今月のホビー日記-」も、2004年の2月からのスタートなので、丸8年が経過。今日から9年目に突入。長い間の、ご愛顧、ご支援ありがとうございます。最近では常套句になってしまったが、出戻りとか思っていたら、もう結構な年数になってるのね。鉄道趣味系の日記・Blogでも、古株の方になってしまった感じ。まだまだ続きますので、今後とも、ご愛読よろしくお願いします。



(c)2012 FUJII Yoshihiko


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