hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2013年6月-




6月30日(日)

「蒸気機関車EX」第13号、読了。蒸気末期に活躍した乗務員の方々のオーラルヒストリーは、やはり貴重。もとが記憶なので、資料からわかる細かい記録とは若干ずれてしまう点もあるが、当事者でなくては語れない体験というのは間違いなくある。それは、プロとしての日常であり、趣味者の視点とは明らかに違うので、誰かが掘り起こさない限り消えてしまうモノなので、記録としてキチンと残すのは大事だし、今しかできない作業である。しかし、そういう記録系の記事と、動態保存蒸気に関する記事との落差が大きいのが妙に気になる。あと、D51172号機はちょっとマイナーか。

6月29日(土)

今週はちょっと車輛が増えたので、形式写真を撮影。気がついたら折り畳み式のレフ板がボロボロになっている。車輛の撮影だと、銀色の面ではなく、白色の面で反射させることが多いので、気付かなかった。まあ消耗品だし、買ってからもう20年近く経つ計算なので、今度買い換えましょうか。ビックカメラの写真用品売り場なら、けっこうその手の商品も置いてあるし。

6月28日(金)

今月の「国鉄時代」、特集はローカル線。確かに、あまり撮影に行く人もいなかったようなマイナーな路線の、それも昭和30年代の撮影といった、かなりディープなところで攻めてきている。確かにローカル線好きじゃ多いのだが、ぼくはなんか限界集落というか、高度成長から取り残された過疎の僻地みたいな気分がしてきて、侘しすぎ、寂しすぎで、どうも滅入っちゃうんだよね。いわゆる味噌汁軽便もそうだけど。実際、北海道の盲腸線とか、そういうところも多かったし。貨物も、小荷物運搬用を兼ねたワフ一輌とか。貧しいボロボロの家とか、写真撮るのも憚られるし、模型作るのも気乗りがしないし、そんなモンだよね。

6月27日(木)

東京-上野連絡線も、構造物の建設から、線路の敷設に中心が移ってきた。特に、路盤そのものは既存のものを利用する上野-秋葉原間では、かなり線路が敷かれている。スラブ軌道の部分では、軌匡を組んでから、道床部のセメントを流し込むため、鉄筋の上に軌匡が乗っかっているような状態ではあるものの、線路そのものは歴然とした存在感がある。御徒町-秋葉原間では、すでに半分以上の区間で、線路が見えている状態。外から見る分には、線路が見えてくると、ずいぶん工事が進んできたように見えるのも確かだが。

6月26日(水)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。今月もまた、新企画スタートには時間と準備が不足。で、また今月も、瞬間芸の代打ち企画。なんか、こういう瞬間芸的な線がシリーズ化しそうなヤバい予感も。とはいえ、中身はそれなりにあります。題して「無意味に望遠」。ご笑覧下さい。

6月25日(火)

なんか、類は友を呼ぶというか、犬も歩けば棒に当るというか、妙な出物にぶち当たるときは、連発して出てくることが多い。今日も、出てきたらちょっと気になるなと思っていた品に、ポコっと出会ってしまった。安くはないが、こういう運と出会いは大切にしないと。けっこう出物の神様っているんだよね。思し召しは大切にしないと。

6月24日(月)

軽い気持ちで、多分この値段じゃ落ちないだろうな、という水準で入札したオークションが、あっさりそれ以下で落札できちゃった。値段的にもかなり安めだったので、まあいいかな。時々こういうことがあるから面白いんだよね。でも、ちょっと芸風とは違う流れなので、いったいどう使おうか。手を入れて芸風に合わすか、このシリーズを始めちゃうか。後者は危険だな。

6月23日(日)


ということで、やってみたかったことの一つを早速実験。前に55oのマイクロでこういう構図をトライしてみたが、その時からやってみたかったのだ。DXフォーマットなので、換算160o程度。長玉で狙う実物写真の感じを、模型撮影で再現してみる感じ。まあ、あんまりこういう模型写真は見たことないし、文字通り自画自賛ですな。

6月22日(土)

用事の時間にちょっと早く着いたので、時間つぶしに付近の中古カメラ屋を覗いてみる。すると、AIAFマイクロニッコール105oF2.8の比較的安い出物が。望遠系マクロってのはけっこう特殊なレンズだが、105oの単焦点って、今やニッコールではこれしかないの確か。手頃なのがあったらいいなとは思っていたので、お駄賃にGET。実は、これが手に入ったら、やってみたいこともいろいろあったりするのだが。

6月21日(金)


またも遅れてきた初見参なのだが、千葉ニュータウン鉄道9200系に出会う。まあ、3月から運用についていたのだが、出会わないものは出会わないのだから仕方がない。まあ、この手の「走るんです(古)」系の車輌、帯の色が違わなければ、かなりのマニアでないと違いがわからない。しかしその分、見たことのない帯色のヤツがくると、けっこう注目してしまう。さしづめ、この9200系なんてのは、その典型例だろう。けっこう来ただけで、こいつは何者だ、と思ってしまったから。

6月20日(木)

中央線快速に乗ったので、旧万世橋駅付近の工事の進行状況を凝視。旧ホーム上のオープンスペースは、ガラス張りの囲いがほぼ出来上がり、その全容が見えてきた。なかなか迫力のある景色が楽しめそう。とはいっても、基本的に駅のプラットホームと変わらない(というか、もとそのもの)のだが。植え込みもできるようで、神田駅よりの旧プラットホームの礎石の上には、すでに土が入っている。一番気になっていたところの一つ、保線関係の留置線になっている旧側線は雑草も一掃され、バラストではなく、路面電車の線路のように、線路をタタキの中に埋め込んだ構造になる模様。こっちはひとまず安心。

6月19日(水)

趣味誌の店頭発売日。書店売りの21日が週内の平日なので19日になるのは、最もオーソドックスというか、最も遅い展開。また、今月は季刊ムックの発売月でもあるので、ちょっとにぎやか。とはいえ、もはや趣味誌が唯一の情報源だった時代ではなく、ボリュームゾーンのユーザにとっては、実物にしろ模型にしろ、速報系のフロー情報はインターネットで充分取れちゃうから。そっちの方が速かったりするし。その一方でこの趣味には「データベース性」がつきもので、プリントメディアもその面でだけ生き残っているようなところがあるのだが、実はこっちこそ本来コンピュータネットワークの圧倒的強い領域のはずなんだけどね。鉄道趣味関係のBlogは多いけど、ちゃんと蓄積型のWebにしている人は限られているんだよね。ここは謎だよなあ。

6月18日(火)

この層は数が多いだけに、マーケットとしてはかなりのボリュームがあるが、量販店には行くが模型店には行かないし、趣味誌も買わないので、既存の鉄道模型界との接点が極小である。で、さらにその外側に「ジオコレ」みたいのは買う層が存在している。現在の鉄道模型業界の構造的問題は、このボリュームゾーンから外側へと直接働きかけるマーケティング手法を、メーカーや流通が持っていないところにある。コアユーザーとはかなり密接な関係性があるが、昔のようにそこから外側への波及効果がない。それだけでなく、コアユーザ自体も、昔のように簡単に掘り起こせないので、潜在ユーザにとどまってしまっている人が多い。多分、コアユーザの中の掘り起こしの話と、ボリュームゾーンをどう攻めるかという話は全く違う戦略なのだが、この二つが違うということすらちゃんと識別できていないのが、今の鉄道模型界の構造的問題ということができる。同床異夢ではなく、各々攻めるべき相手と戦略をきちんと持たないと、チャンスを生かせないどころか、勇み足で自滅してしまう可能性もないではない。けっこうこれは重要な問題なのだ。

6月17日(月)

前に、40代後半から50代、60代という層が、各鉄研のOB会でも中心的になってきている話をしたが、模型でも実物でも鉄道趣味のコアユーザー自体が、現役蒸気末期から、旧型電車ブーム旧型電機ブームブルートレインブームまでの「鉄」分の濃い時期に人格形成期を過ごしたこの年代にあることは、趣味関係のユーザ調査や読者調査をするとはっきりと出てくる。とあるところで、その話になった。ブラスモデルを購入するのも、実物・模型関係なく専門誌や専門書を買うのも、やはりこの層なのだ。しかしそれとは別に、Nや16番の量販品ユーザというクラスタも存在する。いわばひらがな「おたく」に対するカタカナ「オタク」のようなものである。とはいえ、この層は決して年齢層で区切られるものではない。若い人が相対的に多く含まれることは確かだが、年齢層の高いヒトたちも、けっこう含まれる。市場という意味では、こちらがマスであり、ボリュームゾーンなのだ。

6月16日(日)

先週6月公演が終わったので、今週末は一息つけるかとおもったが、やることが多くてそうでもない。おまけに本日はJAMの理事会なので、「鉄」分はあっても趣味分はなし。しかし、時間というものは限られているということを改めて実感。何かに時間を取られると、他のものに割く時間はどうしても減っちゃう。今年は鉄分抑え気味で、仕方ないですな。

6月15日(土)

本日の日経夕刊、1面の囲み三段写真付きで「省エネ電車でGO! 私鉄、電力値上げに対抗 東武は4割節電」なる記事。要は「東武野田線に新型車の60000系が投入された」という記事なのだが、節電を前に出して経済記事らしく仕立てたという感じ。でも、60000系は今の基準からすれば常識で、8000系が旧式で電気を喰いすぎるのが真相なのだが。まあ、「鉄」記者が取材に行っちゃったんで、何とかマトメましたというところか。その隣が写真入りで、オスプレイが海自のひゅうがに着発艦訓練という記事なのも、なんともマニアック。

6月14日(金)

川崎重工で、三井造船との経営統合に反対するボードメンバーが、合併を推進する社長をはじめとする三人の取締役を解任するという「事件」が発生。川崎重工というと、鉄道車輌や航空宇宙関連、建機、マニア向けオートバイ等では知られているが、現状では造船のイメージは薄いだけに、造船強化は経営的に意味がないという主張は納得性がある。しかし、蒸気機関車のマニアなら、もともと川崎造船所であり、9600形式などは川崎造船所製のヤツがいたことなども、けっこう覚えているかも知れない。が、まあそういうノスタルジアってことね。

6月13日(木)

秩父鉄道で動態保存されているC58363号機に、釧路機関区・北見機関区時代のC5833号機がつけていたモノを模した、JNRマーク付きのG-2タイプ後藤デフが装着されて運用されているが、予想以上の人気のようで、わざわざ撮りに行ったという話をよく聞く。費用対効果を考えれば、なかなか効果的なキャンペーンとも言えるが、ひとまずはご同慶の至り。まあ、蒸気最末期に釧網本線とか行った方にとっては、特にインパクトが強いだろう。個人的には、そもそもC58って決して好みのカマじゃないし、道東には足を踏み入れたことがないし、G-2デフも33号機というよりはオリジナルの385号機というイメージなので、あまりピントくるワケではないんだけどね。

6月12日(水)


東京メトロ銀座線の1000系第2編成を、初めて実見・乗車。東京までの甲種回送シーンは、BlogやSNS等で見ていたが、いつの間にか運用についていた。まあ、ここからは量産車なので、納入されれば走るわな。さすがに外装もキレイで、かなり汚れてくたびれてきた第1編成とは大違い。中もまだおろしたてという感じ。一段と静かだし。

6月11日(火)

日経朝刊の最終面文化欄で、坂本衛さんが取り上げられていた。この欄、最近は濃い趣味人が取り上げられるマニアックなコーナーになっているが、その延長か。坂本さんというと、例の「ナニコレ珍百景」での怪演とか、マスメディアに登場するとはしゃぎすぎるイメージが最近では強いが、今回は同紙面の「私の履歴書」を一回にまとめたような、至ってオーソドックスな記事。記者さんも、鉄分はあっても鉄道模型に精通しているワケではないので、ツッコミどころはあるのだが、一般向けの記事としてはまあよかったのでは。「鉄」分で売ってる日経だし。

6月10日(月)

某オンライン中古店で購入したら、すでに売れていましたとのお詫びのmailがやってきた。このオンラインショップ、一応バスケットに入れるところから、クレジットカードでの決済まで、全てオンラインでできるようになっているのだが、どうやら在庫管理とは繋がっておらず、そこは「中のヒト」が手作業でやっている模様。まあ、中古は超多品種極少量の権化みたいなモノなので、在庫管理の手間を考えると、受発注と決済はありもののオンラインショップ用アプリを使い、その先は人間がやるというのもある種の合理性はあるのだが。まあ、趣味の品だから許されるというのもあるけど。

6月9日(日)


ということで、今日も中央線に乗る。休日なので阿佐ヶ谷へは緩行線。そこにちょうどやってきたのが、夏の房総キャンペーンの「チーバくん号」。え、こんなのあったの。全然話題にもなってないじゃないの。おまけに中まで買い切りのアドトレインかと思ったら、車内の広告は一般同様。まあゆるキャラ「チーバくん」らしくていいという話もあるが。しかし、今週は銀座線の1000系とか、山手線の緑の50周年記念号とか、なぜかよく来たけど、さすがにもはや新鮮味も感激もなくなっちゃったなあ。

6月8日(土)

今週末は、日曜日に音楽を担当している芝居が阿佐ヶ谷であり、今日がリハで明日が本番。ということで鉄分なしの週末なのだが、この関係もあって、今週は何かと中央線によく乗る。今月に入ってから、これで中野を通過したのは4回目。明日もくるから5回になり、ほぼ2日に1回来ている勘定になる。その前から、週一ぐらいでは利用しているので、今年度は中央線利用の記録になるかもしれない。まあ、毎月やってたその芝居関係の打ち合せとか多かったってこともあるんだけど。

6月7日(金)

このところ閑古鳥が鳴いていた天4ではあるが、久々に、天賞堂銀箱の蒸気・電機やマツモト製車体、プラ量産品など、16番のタマがそこそこ出ていた。とはいえ、やっとウィンドウの隙間が埋まったという感じが無きにしも。中古市場全体はワリと動き出しているような感じなのだが、この落差はいったいなんなんでしょうね。

6月6日(木)

かねてからウワサのあった、JR東の超豪華列車「クルーズトレイン」が記者発表された。JR九州以来、JR西、JR東と出揃った感じだが、観光資源という意味では、まあこういう方向しかないんでしょうね。客船が一部のフェリーを除くと、豪華クルーズしか残っていないようなもので。電化区間では架線から集電し、非電化区間では電気式ディーゼルとして走行するところまでは記者発表に入っていたが、肝心の集中動力方式でプッシュプルにする、というところは触れられていなかった。まあこれは、マニアしか関心がない領域なのかもしれないが。

6月5日(水)

この数年、模型店頭でNゲージを買い求める層の年齢が、グッと高くなった印象が強い。まあ、Nゲージが生まれて50年近く。鉄道模型の主流になってからでも35年以上経っているので、ファン層の年齢が上方にシフトするのもうなずけるが、明らかに新規参入者と思われる、団塊世代以上のシニア層もよく見かけるのだ。まあ、車輌の売れ筋を見れば、国鉄モノの根強さが目立つし、ここ数年の鉄道ブームの影響モ大きいと思うのだが、こういう流れを見逃すと、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうと思うのだが。

6月4日(火)

前から告知されていた、上中里付近での不発弾処理による、JRE各新幹線・湘南新宿ライン・京浜東北線の白昼3時間にわたる運休。充分な告知がされた感じもしないのだが、それほどの混乱もなく予定通り終了。米軍の爆弾ではなく、高射砲弾の不発なので、そのまま爆破処理された模様。代替経路が確保されていたとはいえ、そんなものなのかな。。

6月3日(月)

この週末、川崎重工業兵庫工場から秋田まで、E6系が白昼堂々甲種輸送された。それも、堂々東京を通過する経路とあって、沿線は撮り鉄が一杯。道中の写真も、軒並み発表されている。納入を急ぐためとされているものの、行程も公表されていたようだし、ほとんどパブリシティーイベントという感じ。甲種輸送代ぐらいは、露出で元が取れたのでは。

6月2日(日)

このところ、週末は忙しすぎて、鉄分が極めて薄くなってしまう。本日も、移動の途中でちょこっと列車の写真を撮影したぐらい。まあ、今年は時間配分として鉄道も模型も押さえ気味にしないと調整がつかない面があるので、致し方ないところか。でも、かえってこういうときのほうが、計画的に時間を使わざるを得ないので、予定さえ立てておけば、意外と調子よく進んだりするんだけどね。

6月1日(土)


梅雨入り宣言は出たものの、昨日今日は快晴のいい陽気。陽射しもいいので、展示台兼簡易お立ち台を使って撮影してみる。上が全景。ジオラマとまではいかないが、ミリタリーのプラモなどではよくある、ミニジオラマ的なお立ち台というところだろうか。このぐらいの手のかけ方でも、載せた車輛の引き立ち方は、単なる線路だけとはずいぶん違うと思うのだが。で、なんとかそこで撮影してみたのが下のカット。線路際のバッタ撮りなら、どんなに景色の悪い区間でも、それなりに写真になってしまうのを逆手に取って、あえてバッタ撮り風の日の丸写真にしてみました。それでも吉都線かなんかみたいな感じにはなりますね。機関車は先日再生したD51ですが、ちょうど出ていたというだけで、深い意味はありません。



(c)2013 FUJII Yoshihiko


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