「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2015年12月-




12月31日(木)

大晦日。2015年はいろいろな意味で、自分にとって大きな一年だった。あまりに目まぐるしく多忙だった分、鉄分にかけられる時間は、例年より限られていたのも確か。車輛工作はジャンク再生4輌、地面関係もお立ち台系の小さいのを4個。その分、オークションで落札することが多く、車輛増備だけは例年並みのペースを維持。結果的に600輌の大台に。あと、「撮り」は珍しくけっこうやった。何年ぶりかで、動態保存蒸気機関車の走行写真の撮影なんてのもやったし。これまたオークションで気になるレンズをけっこうGETできたんで、その試写と称していろいろ撮ってる。ということで、これが今年の鉄分事情。来年は、どうなるのでしょうか。

12月30日(水)

ここに至って、オークションで入手した小型ジオラマの改造開始。家でいろいろやることが多いときは、作業中のモノを拡げっぱなしにさえできれば、合間合間にちょこちょこ作業ができるので、塗料や接着剤の乾燥時間がクリティカル・パスとなるジオラマ製作作業とは相性がいい。ムダな待ち時間がないし、気分転換にもなるし。ワリと作風が近いので、細かい部分の作り込みを自分のスタイルでやれば、そう手をかけずとも違和感なくまとまりそう。

12月29日(火)

ModelsIMON製のワム80000は、珍しくも今日が発売日。IMON製品は20日前後の日柄のいい日が発売日となるが、年末年始は元旦発売というのもある。しかし、その間というのはワリと珍しいかも。しかし、プラ製のワム8は、蒸気末期をプロトタイプとするとけっこう輌数がいること、リブが多くてインジェクションに向いていること、などからまさに待ち望まれていたモノ。早速、発売番号を全部大人買い。といっても、それでブラス製のボギー貨車なら1輌分ちょっとの金額で済むからなあ。

12月28日(月)

仕事納めのあと、夜はライブに出演して演奏。よって鉄分なし。先週末から月曜まで、怒涛のスケジュール。趣味誌や季刊ムック買ってきても、読む時間がない。まあ、読むだけなら立ち読みでもできるので、買ってきたからには、写真の冗長な情報までじっくり楽しみたいというのが心情。これから、ますます時間が無くなりそうなので、季刊ムックとかも次号が出るまでに読み切れるかというのがクリティカルになりそう。

12月27日(日)


一日目から、来場者は予想を上回る勢い。2日間の想定有料入場者数1000名を、あっさり一日目で達成してしまった。NHK首都圏ニュースでのパブリシティーと西口公園の蒸気機関車というアイキャッチャー・イヤーキャッチャーのインパクトあいまって、二日目もオープニングから大盛況。芸術劇場ギャラリーではあまり目にしない小さい子供を連れたファミリーも多く、場内にベビーカーが並ぶという非日常的な光景が現出した。午後には、場内にお客さまがあふれて、ちょっと危険な自体も発生という、ウレしい悲鳴状態。けっっきょく蓋を閉めると、3000名近い有料入場者がいらっしゃった。他に出店者や関係者も場内にはいたので、相当な熱気の籠るイベントとなった。初回ゆえ、次回以降解決すべき問題点はいろいろあったものの、ひとまずは大成功といってよかったのではないだろうか。反省すべき点を反省し、よりパワーアップした企画として、次回に向かって準備を開始したい。

12月26日(土)


夜明け前に成田を出発した羅須地人鉄道協会のみなさんとマフ・ポッター号は、朝早くに池袋に到着。さっそく線路を敷設し車輛を載せ、8時過ぎにはカマに火が入るという早業。8時半過ぎには石炭をくべはじめ、青空広がる池袋の朝に、石炭の煙の匂いが充満する。ある意味、このインパクトは想像以上。年末にしては暖かい陽気とともに、イベントの成功を期待させるスタート。はたしてどういう展開になるのか。

12月25日(金)

「池袋鉄道模型芸術祭」の設営日。ではあるものの、今回は出展参加はなく、また別の用事で一日中スケジュールがタイトなので、会場に顔を出すこと自体まったくできないという珍しい事態。あたらしい試みであるゆえに不安はあるものの、ここは一つまるごとお任せして、当日を待つということにいたしますか。

12月24日(木)

クリスマス・イブ、というよりも、鉄な人にとっては蒸気機関車牽引の定期営業列車の最期の日として知られている。そのD51241号機牽引の夕張線6788列車から40年。思い入れたっぷりにノスタルジアに浸る人も多いと思うが、時間は淡々とすぎてゆく。次は50周年か。こうなると、現役蒸気を見た、撮ったという人自体が貴重になってくるな。

12月23日(祝・水)

しかし、またオークション落札。またも終了直前の出し値落札。ちょっと散財しすぎだなあ、こりゃ。でも、まあ出物は出たときに押さえるのが鉄則なんで、タマが連発で出てくるほうがいけない。どれも、さほどの金額ではないので、平和におさまってはいるが、なんでこんなに連発でててくるのかね。謎だ。

12月22日(火)

しかし思い出してみると、1975年って、もう蒸気機関車の撮影からはかなり腰が引けてしまってた気がする。やはり、九州、それもパシフィック中心に「ヒトの撮っていないカット」を追いかけていたので、南九州のパシフィックがいなくなっちゃうと、熱意が失せちゃった感があったからなあ。まあ、それでも夏に観光旅行を兼ねて北海道に撮影には行ってるんだけどね。ブロニカ一台。カラーポジのみ。っていういさぎ良い機材だったけど。でも、「それでもうおしまい」って感じだった。ほんとに、「撮り」はそれでおしまいになっちゃったけどね。

12月21日(月)

この12月は、蒸気機関車牽引の定期列車がなくなってから40周年。ちょうど季刊ムックの発売月にもあたっているということから、C57135・D51241の最終列車づくしという感じで盛り上がっている。いいかえれば、蒸気機関車の現役時代を記憶している人は、40年前に物心がつく年齢になっていたし、写真を撮影している人は、40年前に写真を撮影できる年齢になっていたということ。まあ、歳取ったわけだよね。40年といえば、スゴい昔なんだが、当人にとってはそこで時間が止まってるから、つい昨日みたいな感じなんだけど。

12月20日(日)

札幌市電の環状線化が、いよいよ営業開始。各地の路面電車でも、JR駅へのアクセスの改良等による延長はあったものの、大都市の都心部繁華街での新路線開業は、久々のニュース。テレビや新聞など一般の報道でも、大々的に取り上げられていた。函館や長崎の例をひくまでもなく、観光都市では路面電車はけっこう重要な観光資源になっており、そういう意味では札幌も観光都市といえるので、観光資源として大いに役立つものと思われる。しかし、行き先表示は「内回り」「外回り」なのね。

12月19日(土)


さて、今日はやることが分刻みで忙しいのだが、天気もいいのでその合間を縫って15分でフォトセッション。今度は、「立札だけの歩行者用踏切」のお立ち台。MACRO-ELMARITでの撮影。これもまた、コンパクトさを活かしたバッタ撮りシミュレーションで。イメージとしては、築堤から川を越える橋に差し掛かるところで、土手の上の細い道との間に小さな踏切がある感じ。そういうところで、築堤の斜面にへばりついて撮ると、バックが全部空になっちゃうんだよね。その感じで。

12月18日(金)

ModelsIMONのWebによれば、今月は本日が趣味誌の店頭発売日だった模様。というのは、予定がタイトで模型店に足を運べなかったから確認できなかったから。それにしても、気がつくと趣味誌の一般書店への配本は、目に見えて減っている。ネコのヤツしか棚に置いてないところも結構増えているし。逆に、取次通して一般書店というのがなくなって、直販の模型店店頭売りばっかりに戻っちゃうんじゃ。機芸は1960年代とかまではそうだったんだよね。書店でも取り寄せてはくれるけど、予約のみで返本なしみたいな。

12月17日(木)

このところオークションづいているが、今度は終了1時間前に発見して、出し値で応札して落としてしまうという珍事。決して客が付かないようなものでなく、ワリと人気を呼んでもよさそうなタマだったのだが、なぜかオンリーワン。違うものを探していて、検索で偶然引っかかってきたんで、わかりにくいところに出品してるか、キーワードの付け方がアンマッチングだったのか、どちらかだろうか。ということで、散財記録更新中。まあ、今月はあまり模型店に行っていないので、フトコロとしては行って来いかな。

12月16日(水)

調子電鉄に、イルミネーション電車が登場。クリスマスの時期になると、街中では電飾が満艦飾の家は良く見かけるようになったし、静態保存の車輌でもイルミネーションを付ける例はけっこう多い。しかし、営業中の車輌に電飾を付けて走らすというのは、なかなかユニーク。地方のローカル私鉄ならではの「英断」といえよう。元・東京地下鉄2000型の1000型の社内外にイルミネーションを付けたもの。同車が引退する来年2月まで、この状態で走らせるとのこと。

12月15日(火)

現時点では、1/87 12mmについては593輌。このところ、1年間で50両オーバーのペースが続いていたので、ちょっとだけペースダウンというところか。ことしは個人的にいろいろなことが重なり、時間的にタイトで、あまり模型を買ったり、ましてや作ったりする時間がなかったからな。でもまあ、こんなものかな。あと1〜2台の上乗せはあるかもしれないが、600の大台は来年に入ってからという感じだろうな、この調子だと。

12月14日(月)

討ち入りの日。またまたオークションで落としちゃったよ。それも複数。額的には大したコトはないのだが、なんか最近は、安めで落ちすぎ。なんなんだろうね、一体。このところけっこう忙しくて、いつもの用には模型店を廻れないので、まあ行って来いでどっこいどっこいという話もあるけど。全然落札できないのも寂しいけど、落ちまくるというのも、なんか妙ではあるが。

12月13日(日)


本日は雨。こういうべったりとした光の時は、特殊効果を狙う場合は除き写真撮影はしないのだが、ライカのマクロではこういう時どういう描写になるのか興味があったので、あえて撮影。まあ、直射がこなくてもおかしくない谷間のイメージの「釣り人のモジュール」を使用。これはこれで味が出るんじゃないかなと思っていたが、案の定、けっこう渋く撮れる。これはこれで悪くない。やはり、個性がはっきりしていると、使いどころがあるといういい例か。これもまた使いわけのワザだな。

12月12日(土)


明け方は曇りだったが段々晴れてきたので、午前中は予定通りフォトセッション。手始めなので、多様な撮り方ができるボディーの方がいいので、OM-D E-M5を使用。まあ、これはμ3/4の中では大きいほうなので、完全にジオラマの中に入っての撮影はできない。しかしフルサイズ機に比べれば10p以上寄れるので、小さいジオラマの撮影においてはこれでも随分違う。というわけで、この前作った踏切のお立ち台(その1)で早速撮影。というか、こういうので「バッタ撮り」のシミュレーションをやろうと思っても、フルサイズ機だと、端っこのところでしかできなかったのが、今回μ3/4のマクロ狙ったきっかけだからね。しかし、これライカ設計のパナソニックのレンズだが、なるほど描写が全然違う。撮ってビックリ。マクロで色調をこれだけ深く出すってのは、日本のレンズじゃないよね。マクロというと、どうしても解像度重視の設計になる。この違いは、充分使いわけできるな。こりゃ使えそう。

12月11日(金)

オークションといえば、最近のヤフオクのバナーは、一回チェックした商品をしつこく出して追っかけてくる。まあ、仕組みはわかっているので、別に怪訝なわけではないが、これって両刃の剣だよね。りマインド効果もあるとは思うが、アマゾンでエロ本、アダルトグッズを買ったり検索したりすると、「おすすめ」がそっち関係ばっかりになって、公衆の面前でアマゾンのトップを開けなくなるのと同じで、変なものをチェックしたら、でまくっちゃうわけじゃない。うかつにチェックできなくなるヒトもいるかもね。

12月10日(木)

このところオークションづいているが、今度はマイクロフォーサーズ用のマクロレンズを安価にて入手。マクロはμ3/4用としては決して安くないので、気になってはいたが、安い出物があったらとおもっていたのだ。今まではフルサイズ(NikonでいうFXフォーマット)のマクロで撮っていて、これはこれで使い勝手がいいのだが、なんせ大きさが大きさなので、ジオラマの中に入って撮れるワケではない。特にボディーが大きいのが致命的。そういうワケで、小さいカメラ用のちゃんとしたマクロが欲しかったのだ。ということで、試写は今週末か。

12月9日(水)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。先月から引き続いて、長崎県エリアで撮影した写真。今回は佐世保線。これもまた、1列車を追いかけて撮影したもの。元々の露出が不足している上に、ネガの保存状態もかなり悪いのだが、あまりレタッチしてしまうと写真でなくCGになってしまうので、ほどほどのところで。見栄えは悪いんですが、お許しを。

12月8日(火)

南武線の205系がお別れ運転ということで、けっこう皆さん撮影に行っている。まあ、国鉄時代からの車輌ではあるけれど、こういう通勤電車のお別れ運転って、なんだかな。まあそれで人が集まってビジネスになるんで、とやかく言うべきことではないのだと思うけど、なんか最近は「葬式鉄」が多すぎるんじゃないの。

12月7日(月)

まあ、この値段じゃ落ちないだろうな、と思いつつも備忘録的に安い価格で応札しておいたオークションが、落札しちゃった。まさか来るとは思ってなかったが、格安だからいいか。なんかここんトコ、こういう案件が続いてるな。もしかして、落札相場下がり気味なのかな。かなり最終価格はきっちり予想できたのだが。まあ、安い分にはいいのだが、安けりゃ安いで余計な物にも手を出すから、ちょっとヤバい。

12月6日(日)

そういう事情もあり、加藤機関士の在庫も豊富になったので、今まで機関士を乗せるのを控えていた機関車にも人形を乗せることができる。自分でキットを組み立てたり加工したりした車輌と、ModelsIMON製の完成品(加藤機関士がちょうど乗るスペースがある)には優先的に乗せていたが、この3年ぐらいは、それ以外の機関車は様子見だったのだ。逆にいうと、そういう機関車には人形の方を多少加工しないと乗らないものも多く、加工するのはちょっと避けたいという気持ちもあったからだ。が、そういうのもけっこう多いし、なんせ一つ一つ加工する分、時間もかかる。本日は都合2箱6輌分。まあ、ぼちぼち行きますわ。

12月5日(土)


二つ同時進行で製作していた「第四種踏切のお立ち台」は、ひとまず先月中にカタチにはなっていたものの、時間の余裕と天候との関係で、撮影ができなかった。今日は天気もいいので、歩行者・軽車輌専用の立札だけの踏切の方を撮影。ここは子供の兄弟を立たせたかったが、こういうのに使えるのは、カトー・プレイザーの「子供」に入っている姉と妹の組合せしかない。ということで、ここは人形含めたジオラマというカタチにして、人形まで固定してfix。朝撮っているのだが、色温度は春の夕日だなあ。

12月4日(金)

最近、ワリとカトーのプライザー製の方の機関士人形を見るようになった。どうやらデッドストックではなく、再生産したのかな。とはいえ前にここでも実験をやったけど、1/87のキャブに乗れるのは加藤機関士しかいない。というより、カトーの新シリーズやエコーの機関士は、16番のキャブでも、機種によってはメタボ過ぎて乗れなかったり窓からはみ出しちゃったりするんだよね。とにかく人形の鉄則は、「ある時に買っておく」。また次はいつだかわからないので、数年分のストックをしておくのが安全なようですな。

12月3日(木)

この前は自ら銀座線の停電に巻き込まれたが、今週は半蔵門線半蔵門駅での車内消火器作動事件でトンネル内抑止。超満員だった上に、ちょうどカントのキツいカーブのところだったので、いたたまれないこと甚だしい。そしたら今度は、知り合いが横須賀線で停電に巻き込まれる。なんか、年末になってから鉄道のトラブルが多いよね。振替輸送もよくかかっているし。一体、大丈夫かね。

12月2日(水)

またまた北海道ネタだが、札幌市電のループ化が12月20日から始まるのを前に、11月から行なわれている新鮮区間の習熟運転が佳境に入っている模様。すすきのを含む都心部での運転だけに、鉄な人だけではなく、一般人もSNSの日記などに目撃記をアップロードしているのをよく見る。ある意味路面電車は観光資源でもあり、函館や長崎など観光都市では、路面電車に乗って観光名所を訪ねるのも定番になっている。そういう意味では、今後の活用も期待できるところ。規模は違うが、北海道にも新幹線と並んで鉄道の明るい話題もあるぞ、というところか。

12月1日(火)

JR北海道が、2016年3月のダイヤ改正時から普通列車減便を地元自治体と検討中と発表、函館線、室蘭線、石勝線等幹線の区間列車を含む各線区で、一日79本を廃止または運転区間の縮小を実施するという。まあ、JR北海道も存亡の危機的状況ではあるので、抜本的に出直さばならず、そのためには今までのような広くあまねくなサービスの提供は不可能ということであろう。そもそも北海道のインフラとして鉄道がどれだけ必要なのか、一度見直さなくては、押し付けられたJR北海道が立ち行かなくなってしまうリスクが現実となところまできてしまっていることは間違いない。しかし、その一方で11月28日を「北海道の鉄道の日」にしようと、実行委員会を作るというニュースも。なんか、皮肉といえば皮肉な感じだが。


(c)2015 FUJII Yoshihiko


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