「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2016年2月-




2月29日(月)

月末が、微妙に一日余るパターン。おまけにうるう日。個人的には、あわただしい二月の中では、なかなか充実した晦日となってうれしかったが、鉄分はなし。そういえばこの週末は、国際鉄道模型コンベンションのMP初参加者向けの説明会やら、京都での鉄模連のショーとかいろいろあった模様。それなりに参加者もあったようなので、ひとまず今年の模型界は何とか乗り切れるのでしょうかねえ。

2月28日(日)

NPO法人 日本鉄道模型の会の2016年度年次総会。2015年に国際鉄道模型コンベンションの主催を井門コーポレーションに譲渡するとともに池袋鉄道模型芸術祭を開催したのを受けて、新たなスキームに移行しつつある当会の今後の方向性についてご承認いただいた。池袋鉄道模型芸術祭は引き続き実施し、次回は2017年3月ということになりました。また、今回は理事改選期にあたり、再選されましたので引き続き二年間よろしくお願いします。

2月27日(土)

北海道新幹線のH5系の運用が発表になった。なんと2運用。その1が、新函館北斗から一日運用で仙台泊まり。その2が仙台から一日運用で新函館北斗に帰る。ということで4編成中2編成使用。これって、検査と故障が重なった時の予備車は東日本から借りることにすれば、3編成で足りるんでないの。北はお金ないのに。それともあれか。相互乗り入れの規定で、JR北管轄部分だけをダイヤ通り走らすのに4編成いるのかな。

2月26日(金)

北海道新幹線初日のチケット販売開始日。例によって、券を取るために徹夜で列を作っている人たちに取材が入っているが、なぜか函館や札幌、中には釧路なんてのもあったが、どれも道内の主要駅ばかり。チケットを購入する人の数自体は、圧倒的に首都圏が多いと思うし、実際に並んでいた人も二桁のオーダーなので、この手の行列としてはかなり地味な方。まあ、郷土愛と寒い中ご苦労様ということで絵になるということなのだろうが、こればかりは、取材する側の思い入れの方が強かったような感じも。

2月25日(木)

プチ乗り鉄というか、次の用事までちょっと時間が空いていると、最短距離ではないルートを使って、普段乗らない線に乗ってみるというのも時々やる。最近は、オンラインの乗り換え案内サービスがいろいろあるので、これが出してくる妙な経路を選んでみるというのも、けっこう面白い。おまけにラチ内乗り換えが可能な路線の組合せだと、ICカードだと最終的にどういう金額が課金されるのかというのも、けっこう面白かったりする。おまけに、所要時間もわかっているので、勘違いして失敗することもないし。

2月24日(水)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。まだまだ続く長崎シリーズ。広い意味では、今月もまた先月の続きなんで、どうも安易ですいません。今度は、佐世保を通り越して松浦線。これまた前にも後にも一度だけ。相も変わらず状態の悪いネガですが、前回よりはちょっとはいいかな。ひとまず今月もよろしく。

2月23日(火)

そろそろだとは思っていたが、気がついてみるといつの間にか12oの貨車が、総計300輌突破。まあ、今年に入ってからも貨車の出物が多かったからなあ。そういう意味では、12oでは全車輌のおよそ半分が貨車ということになる。客貨車合わせて2/3。実物に比べればまだまだローリングストックの比率は小さいものの、一般のモデラーに比べるとけっこう比率が高いのでは。これは、昔16番やってた頃からそうなんだよね。機関車だけでなく、引っ張る編成まで考えて作ったり集めたりしてるからなあ。ある意味、全然変わらないということでもあるんだが。

2月22日(月)

会社が都心部にあった時代と違って、自分で仕事を始めてからは、日常の用事は渋谷・新宿周辺で足りてしまい、取引先に行く用事とかなければ山手線の向こう側にはなかなか行かない。そういう意味で、ふらりとついでに模型店に入る機会はかなり減った。本日は、朝から用務先をいろいろ廻っているので、ここぞとばかりに通り道にある模型店を覗いて行く。こういうタイミングでめぼしいタマに出会うと、どうもいけない。必要以上にレアさが強調されてしまう感じで、つい手がでてしまう。ということで、そこそこ散財。まあ、たまにしかいかない店で、いいタマに出会うチャンスも、そうそうないだろうからなあ。

2月21日(日)

本日はライブハウス出演があるので、鉄分はなし。ところで火曜日の発売に向けた小学館の「鉄道ぺディア」の創刊キャンペーンは、この手の週刊百科モノとしては、かなり大規模。スポット投下量も多いし、鉄道ということからか、アドトレインの借り切りとか、OOHとか、かなり派手にやっている。まあ、大手出版社なので体力があるのだろうが、何匹目のドジョウなんだ。事情を知るものとしては、多少心配になってくる。

2月20日(土)


雪のモジュールは、冬の雪国らしいどんよりとした天気の時にも真価を発揮する。今日は曇り〜雨なので、さっそくそっちでのテストショットを撮影。手近にあったので、79618号機の登場。北海道型の機関車やディーゼルカーもかなり増えてきたので、それらのお立ち台としてはなかなか活用できそう。でも、煙が出せず力行シーンは撮れないのと同じ(MR誌とかには、ポストプロの画像処理で煙を描き足した写真が多く発表されているが、このあたりは日米の文化の違いを感じる)で、雪が降っているシーンは撮れず、やんだ直後の雰囲気になっちゃうんだよね。どうしても。しかし、雪中の黄帯は引き立つなあ。

2月19日(金)

都心まで行く用事があったので、今月は天賞堂で趣味誌購入。ModelsIMONのWebによると、今月の趣味誌店頭販売日は17日の木曜だった模様。しかし、天4はなんかプラモショップみたいになってるなあ。なんとも端境期な感じ。ところで、趣味誌上に掲載している「日本鉄道模型の会からのお知らせ」に、今月からQ&Aコーナーを作りました。最近は趣味誌にQ&Aコーナーがなくなっていることもあり、新しい試みとして始めてみました。鉄道模型・鉄道趣味に関するご質問に関しましては、ベテランモデラーが回答いたします。皆様、どうぞご参加下さい。

2月18日(木)


ということで、朝サクッと雪景色のジオラマでフォトセッション。自営になると、予定のパターンが週単位ではなく、日単位になるので、平日でも時間があればこういうことができるのがいいところ。このジオラマはいろいろな演出が考えられるのだが、ひとまずはオーソドックスに被写界深度を浅くして、白バックをぼかして雪が舞っているようなイメージで。こうやってできちゃうとシンプルに見えるんだけど、雪は難しいわ。地表の細かい凹凸を埋めて潰すように降り積もるから、その滑らかさを出さなくてはいけない。さらに実際の雪原はおそろしく広い範囲が均一なんだが、模型でそれをやると単調で間延びしてしまうし。まあ、いろいろ基本技は編み出したんで、これからは何とかなりそう。しかし、レイアウト全体をこの手法で仕上げるというのは、ちと手間がタマらんぞ。

2月17日(水)

ひとまず雪景色のジオラマは、地面というか雪の部分が完成したので、作っておいた葉が落ちた落葉樹を植え込んで完成。これ自体は「なんちゃって」で昔からやっているが、ウッドランドシーニックスの樹木キットは、葉のフォーリッジを付けなければ、けっこう葉の落ちた樹として雰囲気が出せる。というより、せっかくいい感じに枝ぶりを広げても、フォーリッジ貼り付けると見えなくなっちゃうんで、なんとか冬姿で使えないか、というところからスタートしたからね。昔、なんちゃって撮影に使ったヤツも、枝や幹を塗装して今回も使用。雪景色を見て構想してから、およそ一カ月。なんとかカタチになった。

2月16日(火)

京王線に乗る用事があったのだが、なんと都営車10-500系で各停高尾山口行き。いつも京王線に乗っている人なら別になんということもないのだろうが、こっちは都営車というと、昔のイメージから、みんな相模原線の方に入ってゆく印象があるんで、ちょっとびっくり。確かに、去年のダイヤ改正で、本線筋から新宿線直通の列車が増えたのね。まあ、よほどの用事がないと乗らない線だからなぁ。1372oだし。ってこれは関係ないか。

2月15日(月)

熊本電鉄で、元東急の青ガエル5000系のラストラン。初期のモノコック構造なので躯体が弱く、また鉄板も錆びやすいので、東急末期のころにはもうベコベコになっていた記憶がある。それにしても通算で60年近く持ったんだから、ある意味大したもの。それにしても旧5000系は車体断面が下膨れなので、満員時にドア付近にいると、足元のスペースがあるのに立っている上半身が入るべき空間がないという状態になって、非常にキツかった思い出が強い。いろいろな意味でクセの強い電車ではあった。

2月14日(日)

日本鉄道模型の会の月例理事会。総会を前にして、決算・予算と16年度の活動計画を決定。昨年末に実施した「池袋鉄道模型芸術祭」が想定以上に成功したことを受けて、次回の芸術祭の成功裏に実施すべく、今年度はこれを核とした新たな会としてのアイデンティティーを確立し、会の運営基盤を強化する年度として活動してゆくことにを決定。詳しい内容については、総会審議事項なのでこれから総会決議を経た上で公開いたしますので。しばしお待ちを。

2月13日(土)

予定が急に吹っ飛んだもので、一日空いてしまった。どうしようかと思った時に、ふと思い浮かんだのが7日に「発見」した仕掛りジャンク。よし、こいつを再生しようということで、2月になったが、今年初の車輌工作に着手。存在を全く忘れていたので、どう仕上げようかというアイディアもない状態。しかしいろいろ構想を練りながらイジるという無手勝流も、昔の16番みたいで面白かろうということでスタート。今は、インターネットとかあるので、そんなに資料探しで動きを止められることもない。緻密に資料を集めて、きっちりプランを練ってから製作するのもいいけど、こういうアバウトなのも、また工作の楽しみの一つだよね。

2月12日(金)

ほぼ手法が固まってきたので、ネタをバラしてしまおう。実はちょっと前からジオラマで作っているのは、雪景色のシーン。自分自身雪景色は作ったことがないし、一般の地面とくらべて難易度は一桁高い。シンプルで簡単そうにみえるが、単調だからこそ質感や表面の仕上げが大きくモノを言う。そもそも技法を編み出すところから開発しなくてはならなかったのだが、試行錯誤の末なんとか行けそうなところまできた。これで、今月中には撮影できるところまでまとまるかな。

2月11日(祝・木)

自分のスケジュールは、もはや平日休日関係ない状態に慣れてきたが、他の企業や人が絡む予定で、曜日やカレンダーはそれなりに気を使う。つまり、休日は「役所や銀行の窓口が開いていない日」なのだ。いかに土日も変わらず列車が走るとはいえ、あの上から目線でお役所仕事だった旧国鉄時代も、基本的サービスは休日も変わらずやっていたというのは、今から考えるとけっこうスゴいコトだったかもしれない。少なくとも同じ「三公社五現業(古い)」だった郵政が、休日休みだったことを考えると雲泥の差があるし、それがウマく民営化できたJRと、民営化しても全くお役所体質の抜けない日本郵便の差になっているのかも。

2月10日(水)

3月のダイヤ改正でいろいろなものが「葬」になるが、JRの「急行」種別もその一つ。料金を取る優等列車としての「急行」は、「はまなす」の廃止とともになくなってしまうという。まあ通過駅があり早い列車という意味での「急行」という言葉自体は、民鉄各社に残るので死語にはならないだろうが、基本的には特別料金なしの早い列車という意味になってしまう。すると、あと2〜3年すると、特急すなわち特別急行とは、「特別料金を取る急行列車」という意味だと思うヤツが増えてくるんだろうな。まあ「出発進行」も一般の人はコトバとして知っていても、「出発信号機が進行を現示している」ことを呼称して確認する意味だとは知らないようなもので。

2月9日(火)


仕事で役所に行く用事があるが、陽気がいいので世田谷線に沿って散歩がてら。線路と枕木を交換する路盤強化工事中。積み上げられた資材を見ると、なんとレールは50Nじゃないの。50NにPC枕木って、開通時の新幹線並み。いくら1372oといっても、とても路面由来の軌道線の規格じゃない。京王本線と同じじゃないの。さすが東急。車輌はケチっても、線路はケチらない。そういえば、三軒茶屋駅のY分岐も、スプリングポイントから集中制御のモーター付きに変わったし。郊外直通型LRTを作って、下高井戸で京王線に乗り入れたりして。

2月8日(月)

1月に作業をしやすいように、自宅の模様替えをして環境整備したのだが、その時小さな本棚を入れて、手元にある今読んでいる本や雑誌は、出しっぱなしにせずそこに収納することにした。しかしこれやると、いったん収納した本はなかなか読めなくなる。12月発売の趣味誌やムックでまだ読んでないのが結構あるのに気付いた。いわんや、1月分をや。まあ、手の空く時間があまりなくなったってこともあるけど。こう考えると、出しっぱなしも決して悪いことじゃないなあ。

2月7日(日)

部屋で探し物をしていたら、経緯はおろか入手したこと自体忘れていた仕掛りジャンクを発見。ヤバい。オークションとかで落とすと、仕掛品とかだとチェックだけしてそのまましまっちゃうことも多いからなあ。店だと店頭でチェックするプロセスがあるんで、さすがにどういう状態かアタマに残っているが、オークションはそれがないのがマズい。なんか、1輌拾いモノで得したような気分。そういうわけじゃ、全然ないんだが。気がついたからには、なんかの縁だ。こいつを再生してやろうかな。手持ちのパーツだけで、何とかなりそうだし。

2月6日(土)


昨日は、ちょいと駒場で撮影のお仕事。天気もいいし、せっかくなんで、帰りは渋谷まで何十年ぶりの道を歩く。井の頭線沿いの道は、現代にしては珍しく柵が低い。と思っていたら、踏切警報器が鳴り出す。やってきたのは、レインボーカラーの1029F。カメラは持っているので、サクッと一コマだけ撮る。持ってたのはD800だから、デカペンと同じで一発撮り。しかし、井の頭線の写真って、何年ぶりだ。多分京王帝都電鉄 井の頭線 駒場東大前〜池ノ上駅間 -1972年-以来じゃないのかな。ほんとに40年以上ぶりじゃん。しかし、長い人生良く乗ってるけど、撮るのはいつもついでだけ。井の頭線。

2月5日(金)

JR東日本所属のEF510型式のうち、「青ガマ」最後の一台となっていた514号機がJR貨物に譲渡され、富山に回送されたというニュース。そもそも導入された目的だった北斗星もカシオペアも廃止になってしまうので、ある意味当然といえば当然だし、最初からそれを見越して貨物と同一設計のEF510を導入したのだから、予定通りといえないこともない。でも、結構短い活躍だったという感想の方が強く残ってしまうのだが。

2月4日(木)

製作中のジオラマは、ベースの地盤部分が完成。完成姿をお見せすれば「なるほど」とおわかりいただけると思うが、かなり特殊な風景なので、その特性を生かすべく木やプラスティックの台枠がない構造。すなわち発泡スチロールの地形が、そのままメインの構造物になっている。それなりに考えて作ったので、強度も充分。ベースの色を塗るだけで、けっこう雰囲気は出てきた。よしよし。

2月3日(水)

今週末からは、いよいよ札幌の雪まつり。テレビ等でのパブリシティー報道も段々目立つようになってきた。カシオペア/北斗星、青函海峡線は、雪まつりのオンシーズンが開けたら、「葬式鉄」の過熱が一気に本格化するものと踏んでたので、これ以降劇パ状態が3月末まで続くんだろうな。しかし、ラストランは北海道新幹線開業の前日じゃないんだよね。これ間違えて悲劇が起きるんじゃないのかな。

2月2日(火)

JR九州より、架線式蓄電池電車に関する記者発表。未電化で盲腸線化してしまった若松-折尾間に導入されることは前から予告されていたが、詳細が見えてきた。"DUAL ENERGY CHARGETRAIN"から名付けたという「DENCHA」なる愛称はちょっとナニだが、確かにこの区間を活性化する意味では、このシステムは有効であろう。しかし型式が819系ってことは、電車って扱いになったのね。それにしても若松-折尾間は、今や若松線っていうのか。これまた隔世の感。

2月1日(月)

この生活パターンになってから、早くも一か月。2月からは、事前の準備や整理を脱して段々実務に入ってくる。となると、動きも多いがそれなりに時間も作れる可能性も高まる。当面は、新機軸のジオラマを早く完成させることだな。まあ、これは乾燥時間がかかるので、いずれにしろアセってやれないからちょうどいいかも。といいつつも、昨日は車で移動している合間に、珊瑚模型によって、あぞこでしか手に入らない車輌用パーツも買ってきちゃったし。


(c)2016 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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