「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2018年9月-




9月30日(日)

台風24号が本土縦断。本日は同窓会があって幹事をやっているのでこれは出なくちゃいけないが、その前の時間は天気次第で軽便祭に顔を出そうかという予定。朝天気を見ると、午後は小雨から薄曇り。これならOKということで、おもむろに人形町経由で。軽便祭はいろんな人に会って挨拶するのが目的なので、これは結構達せた。なかなか面白い出物も手に入ったし。

9月29日(土)

蒸気機関車EXの掲載誌が届く。扉なので、デザイン・レイアウト上の都合か垂直方向に圧縮するデフォルメがかなりかかっていて妙だが、まあこれは編集側の意図なのでお任せということで。吉松はいろいろな意味で思い入れがあるのだが、結局はライトパシフィックの姥捨山で、聖地でも楽園でもなんでもない。そこから生きて出られたのは、D51型式の配置に伴う配転を例外とすれば、蒸気末期の全検期限残での配転が始まってからの52号機、57号機だけという厳しい事実が見て取れるし。最後の華としてみれば、それはそれで美しいし、(自分も含めて)そこに惹かれる人もいるのは間違いないが。

9月28日(金)

東京メトロが、千代田線の6000系の引退と記念運行を発表。通常運用は10月5日(金)まで。その後は土休日限定で11月11日(日)まで一日一往復、引退記念列車が走るとのこと。確かに「半世紀使用する」ことを前提に、BARTのようなユニークな外観と、これは改造されてしまったが「扉無しのぶち抜き貫通路」という前代未聞のインテリアで登場したのだが、本当に半世紀活躍してしまったという次第。また葬式鉄が集まるのかな。で、講義の日の定点観測。本日はE231系でした。

9月27日(木)

28日に発売になってしまうので、その前に話題のNikonZ7を触れるところに試しに行く。今までのメディア情報では大きさ感がわからなかったので、もっと大きいのかと思っていたのだが、意外とまとまっていて使いやすそうというのが第一印象。個人的にはミラーレスは現代のレンジファインダー機と思っているのだが、これなら35o版のレンジファインダーカメラのボディーとそんなに違わない。あのデカいライカM5なんかより小さいし、それなりの大きさはあるが持ちやすいので機動性は高そう。逆にレンズはデカい。ファインダーは充分クリアで精細。昔の一眼レフで、変なスクリーンを付けちゃったのよりはよほど見えやすい。これは夜間撮影とか暗い被写体と感度を上げて撮る時には、かなり有効ではないか。ぼくとしては、フランジバックの短さを活かした、レトロフォーカスタイプでない収差歪みの少ない単焦点広角レンズが出た時に、真価を評価できるっていう感じかな。そんなに明るくなくてもいいから、パンケーキな単焦点広角が出てきたら、ちょっと気になるかも。

9月26日(水)

蒸気機関車EXの書店発売日だが、今回の号にはちょっと縁があって写真を提供している。趣味誌には顔が出ちゃうし、別方面ではムックに記事を書いているし、なんか今月は出まくってる感じ。まあ偶然集中しちゃった結果なんだけど。ということで、どこに出てるかは、見掛けたら開いてみて。他の記事も含めて気に入ったら、是非お買い上げください。よろしく。

9月25日(火)

用事で小田急線に乗っていると、白い角材で「×」がついていてまだ使用していないものの、なにやら新しい信号が軒並み取り付けられている。どれも五角形の踏切支障警報の信号機のところに取り付けられているので、どうやら新型の踏切支障に関連した信号のようだ。踏切の安全装置は進んでいるので、センサーも含めてより高度なシステムに更新したのであろう。ピクトリアルあたりに記事が出るかな。

9月24日(休・月)

この連休はにわか雨とかあったものの、けっこう天気が良くて暖かかった。今日もちょっと蒸すぐらいで、晩夏な感じの一日。ちょっと時間があったから、アンドロイドの方のスマホのクレードルが接触不良になってきてたのへの対応。状況からこりゃ中の断線だなと判断。バラして修理することに。しかし考えてみると、鉄道模型のスキルというのは結構役に立つ。こういう精密機器の修理再生は、車輌工作やDCC関係、LEDライトの取付といった「ミクロ工作」のテクニックや工具が生きる。その一方で、モジュールやレイアウトには必須の大型の木工は、日曜大工としても結構レベルが高い。そっちでも友人の引越しを手伝ったついでにレイアウト台枠に使う電動工具を持っていって、バッチリ地震対策を考えた作り付けの本棚を作ったり、押入れをウォークインクローゼットに改造したりとかやったりしたし。みなさん、もっと自信持っていいんじゃないの。災害の時とか、結構強いぞ。東京帝大理学部地理学科卒業の山崎喜陽さんじゃないけど、ちゃんとレイアウト作る人は、現実の地形にも造詣が深いから、地滑りとか危険な地形はすぐわかるし。

9月23日(日)

日本鉄道模型の会の月例理事会。10月は会員資格の更新(会費納入)の月ですので、お忘れなく。また来年3月に行われる「第四回池袋鉄道模型芸術祭」の応募要項の配布も10月1日より始まります。参加受付は11月より行いますので、こちらの方もよろしく。ところで今日も副都心線では「ヒカリエ号」がやってくる。これは定点観測として。

9月22日(土)

昨日の季節外れの寒気はおさまったものの、雨が降って比較的涼しい一日。こういう湿度が高くて気温が25〜6℃という状況は、ここ十年ぐらいのクールビズ向けの設定だとエアコンが入らないので、地下鉄の駅やビルの中はエラい蒸し暑くなる。夕方から用事があって出掛けたが、案の定汗が出てくるほどの状況。エアコンは湿度も考えて除湿でもいいから動かしてもらいたいものだ。列車内は個別の判断で、除湿だったり冷房だったり使っているのだが。

9月21日(金)

今日から後期の授業が開始。ということで、定点観測シリーズも再開。また同じコマの講義なので、乗る列車も同じ。本日はE231系。今編成数的には均衡しているところなので、これからはどんどん231が減ってくる。そのあたりが記録としては面白いところ。目に見えて減ってくるのだろうか。

9月20日(木)

その後どうなっているのか気になるので、模型店に寄ったついでにTMSを立ち読み。まあ誌面は例によって例のごとくだが、なんか一段と枯れた雰囲気。それよりも、編集者の手帳に、わざわざ石橋さんが退院して自宅療養中って書いてある方が、なんか勘ぐりたくなって気になる。ところで今月号は各誌に国際鉄道模型コンベンションの記事が載っているので、完全に面割れ状態(笑)。趣味誌各誌に作品は出たことがあるが、顔写真が出たのは初めてじゃないかな。

9月19日(水)

本日が趣味誌の店頭発売日だった模様。いつもながら毎日のように模型店に顔を出していた時代も今は昔、ModelsIMONのWeb情報がベースなので。会社員時代がヒマだったわけではなく、時間があれば外回りして取引先とか顔を出すという行動様式が身に付いていたってことで。でもそれはヒマってことかも。で、今日はクルマで移動していたが、またまた西武新宿線の踏切で捕まると、やってきたのは「ぐでたまスマイルトレイン」。西武新宿線の踏切を踏むのは週に一往復程度なので、これはけっこう相性がいいのかも。

9月18日(月)

東急電鉄での廃車後、養老鉄道への譲渡が決まっていたデハ7700系の移送がいよいよ始まった模様。まあVVVFを始め電機・動力関係は更新されてまだ30年程度、秩父鉄道や長野電鉄に譲渡された8000系や8500系より新しくまだ使用中の9000系ぐらいなので、引き取り手があることも納得できるが、車体はねえ。まあ、BUDD社直伝ではあるけど。これから30年使う予定だって。コルゲートのステンレス車って、今の若い人から見ると我々世代にとっての「シル・ヘッダー、リベット付き」と同じイメージだろうから。飯田線みたいなものかなあ。

9月17日(月)


久々に気温も上がって夏日。昼間は天気も晴れたので、昼飯を食べるついでにOM-D E-M1の試写の続き。この前は決して快晴ではなかったので、ピーカンでどんな描写をするか。あと、シャッターのストロークが短くて半押しが微妙なので、それに慣れる必要もある。これまた得意なお立ち台である、学芸大学駅ホームの渋谷側の端のところで撮影。ここは午後は下り列車に対して順光だし、祐天寺駅を出てすぐのカーブから直線が続くので、長焦点のレンズのテストには絶好。特にμ3/4は、マウントアダプタ遊びで35oフルサイズ用のレンズを使うと望遠になってしまうことが多いので、その試写はいつもここだ。うまく譲り合って手持ち撮影なら、3人は並べるので平日ならそんなに混み合うこともない。で色々撮ったが、これは東横線で運用されている5000系、5118F・5119F・5121F・5122Fの内、5119Fと5121Fのすれ違い。なかなか貴重なシーンが撮れたかな。

9月16日(日)

台風による強風により係留中のタンカーが流され橋桁に衝突したため、運行が出来なくなっていたJR・南海の関空連絡橋。調査の結果橋桁自体の損傷はなく、未定だった復旧もすでに工事は終り、17日に試運転、連休明けの18日から営業運転再開とのこと。早期に復旧できてよかった。関係者の尽力には敬意を表します。

9月15日(土)

世間的には3連休初日だが、天気は雨。昨日から地震以来不通が続いていた石勝線が復旧し、スーパーおおぞら・スーパーとかちが運行再開。これにより、全路線で特急の運行が再開されたことになる。しかしこれを確認するんで見たんだが、JR北海道のWebってトップが事故続発へのお詫びなのね。その心意気はさておき、実用という意味ではなんだかなあ。「為にするお詫び」みたいな感じさえしてくるし。

9月14日(金)

クルマで外出中、西武新宿線の踏切で待っていたら、やってきたのは「ぐでたまスマイルトレイン」。実際に現物に出会ったのは初めてだが、これはユルすぎ。まさかやってくるとは思わなかったところに、突如出てきたときの脱力感がスゴい。流石に運転中の踏切だったので、撮影はできなかったのが残念。

9月13日(木)


OM-D E-M1の中古の安い出物をネットでつい見つけてしまい、マウントアダプターでのレンズ遊びにはこっちの方がいいのではないかとついポチる。昨日届いたので、用事で出がけついでに早速試写。今までいつも試写に使っていた世田谷線は、ビルが建ったりフェンスが出来たりして、愛用の撮影ポイントが使えなくなってしまった。ということで、武蔵野線の貨物でも撮ろうかと新秋津に向かう。時間の余裕から往復時間を除くと、現地で1時間強時間が取れる計算。効率のよさそうな時間帯を狙えるので、数本撮れそう。と思っていくと、ハタとこ「ここで取るべきは205系」と気付く。E235系導入の玉突きで最終的に廃車になるのは、こいつらじゃないの。ということで急遽狙いを変更。全然撮ったことないから、いい記録にはなったかな。しかし、クロスする西武線に「ヒカリエ号」がやってきたのはさすが。今月も引きが強いぞ。

9月12日(水)

JR東日本の臨時列車など波動対応に、E257系がかなり使われ出してきている模様。まあもともと房総地区では特急便数が減って余っているし、E353系も増備が続いて「かいじ」の運用にも入りだしているので、中央線系統でも余剰が出始めているので、既定方針通りつかえるところからE257系を使い出したということだろう。ということは、JR東での国鉄型特急型の終焉も近いな。

9月11日(火)

回送中に豪雨に合い、山陽本線が寸断されてしまったため広島運転所に留め置かれていたD51200号機が、不通区間が開通したため新山口へ回送されたとのニュース。写真に撮影している人もいたので様子がよくわかる。そういえば新山口にいれば、迂回貨物を牽かせたかったという声もあったなあ。これでまた一つ水害被害が解消ということか。

9月10日(月)

JR東のリゾートトレイン「kenji」がラストラン。バブル期にサロンエクスプレスとして改造された車輌なので、改造後30年以上生き延びた勘定。キハ58ベースの車輌なので、JR各社のキハ58系の中でも最も長寿を記録したことになる。これでJRの線路上からはキハ58系が消えることになる。1961年登場以来、なんと半世紀を超えて60年近く。お疲れ様でした。

9月9日(日)

集中豪雨で不通になっていた山陽本線と呉線の不通部分が、本日より開通。これで主要幹線は全面復旧した勘定。旅客はどうでもいいが、貨物には結構朗報かも。コスト面はさておき、法規上鉄道でしか輸送できない危険物とかあって、それがあるために山陰線経由でも代替ルートを確保しなくてはならなかったということのようだし。

9月8日(土)


晩夏らしい陽射し。まだ晩夏なのか、実は初秋なのかわかりづらいところだが、これはなんか「夏休みの最後の高原」みたいな光線。ということで、サクッとフォトセッション。高原なら長野かなということで、長野型の登場。蓼科とか、戦前から貸自転車が名物だっただけに、自転車は欠かせないところ。踏切のお立ち台と、いちばんそれっぽい空の色の背景写真で。名残の夏をお楽しみください。しかし、なんかセル画みたいなトーンだなあ。

9月7日(金)

E235系の第25編成が甲種輸送とのニュースが。これでもう山手線はE231系とE235系が均衡する勘定。早いなあ。これからはもう231の方が珍しくなるのか。いつも言ってるけど、なくなるヤツを撮るんだったら今時分がギりだよ。ラストになってからじゃ遅いんだから。現役蒸機も最期の6年間追いかけてたけど、47・10前と以降じゃかなり違ってたし。

9月6日(木)

クルマで走っていたら、とある事務所の前に「ご自由にお持ちください」と張り紙のある折り畳み式の机が。普段は袖の引出しだけの大きさだが、畳まれている机の天版を拡げると倍以上のスペースになる。おまけにキャスター付き。これって移動式の工作台にピッタリじゃん。引出しに主要な工具はほぼしまえるし。クルマだったのをいいことに、早速貰って帰る。傷とか多少多めなのも、工作台としてはかえって気兼ねがなくていい。修理や改造も必要だが、これはおいおい。しかし、どこに置こうかな。

9月5日(水)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツを作成。今月も1972年7月14日の沼ノ端での撮影の記録「「あそこ」での一日」シリーズだが、半年以上引っ張ったこのシリーズもやっとここで終了。長い長い一日でした。さて、来月からはどうしようか。この日のカラーポジってのもあるけど、これやると理論的にはまた半年かかってしまうし。ひとまず今月もお付き合いください。

9月4日(火)


非常に強い台風21号が、四国・近畿に上陸。関東もその影響で風雨が強い。ということで出来るだけ出掛けないようにして、デスクワーク中心。ふと思ってこういう状況下で模型の撮影をするとどうなるか試してみる。モデルは最新作のC56。小さい機関車なので久々に実写の背景を使わず全部セットでの撮影となったが、ポストプロのまとめ方次第では、けっこういい線行くかもという手応えも。ところでJR東が、横須賀線-総武線快速系統でE235系を投入との記者発表。確かにE217系は主要路線では一番古くなってしまったからなあ。235系ではグリーン車は初登場だが、クロスシート車は今回からなくなるとのこと。

9月3日(月)

来月行われる「煙」発刊50周年と松本謙一さんの「鉄道模型功労者」受賞を祝う会の段取りの打ち合わせと、「功労者」の賞状のお届けを合わせて、松本さんの事務所へ伺う。コンベンションでの記念講演では、「16番の8100」というとんでもない大スクープを当ててしまったが、今度も耳目を驚かせるネタを出すべく鋭意準備中。乞うご期待。会の詳細は、主催の日本鉄道模型の会から会員向けに間もなく案内が流れる予定。しばしお待ちを。しかし往きの山手線は、E235系の第24編成。これが今最新みたいだけど、もうここまで走りだしちゃったよ。ほぼ半分じゃん。あと一月したら、E231系の方が少なくなっちゃうぞ。

9月2日(日)

天気も悪いし、体調もイマイチだし、ということで模型工作の一日。コンベンションに合わせて仕上げた9600型式2輌と同時に、再生したC56型式と何輌かの機関車の修理に使おうと思って組み上げた部品を塗っておいたのだが、C56用のナンバープレートも出来上がってきたことだし、これらの組み上げとフィニッシュ作業。こういう軽作業は、工作台がない身としては準備と片付けにばかり時間がかかってしまうので、集中してやらないと極めて効率が悪い。部品一つを調整するのも、客貨車のバラキットを組むのも、実作業時間はさておき、準備と撤収の手間はほとんど変わらないからだ。つまり、実工作時間が短ければ短いほど、準備と撤収がおっくうになるということ。段々歳取ってきてますます億劫になることを考えると、昔の製図板にミニ工具セット入れを取り付けたような「簡易工作台」みたいのを作った方がいいのかな。

9月1日(土)

ちょっと買いに行くチャンスがなかったので遅くなってしまったが、イカロス出版の「函館本線C62」を買ってくる。けっこう話題になっているので出遅れたかなと思ったが、ModelsIMON原宿店で入荷分最後の1冊をGET。なかなかラッキーなタイミング。松本さんから本の編集が進んでいる具合は逐次聞いていたので、やっと出たのかという感激はひとしお。中身はのちほどゆっくりと。



(c)2018 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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